7月15日質問項目5
5.境港出雲道路
○日本海新聞:日本海新聞の井川と申します。
先月の話で申し訳ないんですけども、鳥取、島根にまたがる高規格道路網について、米子~境港間の高規格道路の有識者会議が開かれまして、その席上、島根県側の意見も聞いた上で、今、3ルート案提案されているんですが、今後詰めていく形になっております。一方、島根県側の話題としても、境港出雲道路が、これについても国交省、島根県、出雲市、松江市を加えた検討会議が立ち上がりまして、具体的にアンケートを取るということで動きが出てます。これについては、計画路線になって長年放置されてたんですが、ようやく鳥取県側で一歩先に進んで、島根県側にも具体的な動きが見え始めました。来週には要望活動もたしか知事は行かれる予定にもなってると思うんですが、これについて、改めて、これまでもお話あったと思うんですが、島根県としてのスタンスなり期待、方針についてお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
○丸山知事:島根県の東部の中でも、宍道湖・中海圏域というのは、風光明媚で、2つの湖ね、大変いい自然環境なんですけど、逆に、物理的に言うと、そのエリアで道をひけないわけですよね。道路とかっていう意味での空白地帯をやっぱり湖の分だけ抱えていて、出雲平野と松江の街の真ん中と弓ケ浜半島でしか南北移動ができないという基本的な、その3ルートしかない中で島根半島が上に乗っかってるということで、なおかつ出雲市においても観光の一番のメインどころというのは出雲大社で、一番北部です。松江城も大橋川の北側、橋北です。水産、また港湾の拠点であります境港も北側ですよね。それを横で結ぶ高速交通網がないということ。それから、その3拠点、松江にしろ出雲にしろ半島にしろ、この南北道路が高規格道路として存在してないということを穴埋めをして、8の字ルートという形で整備をしていくということは、松江市、出雲市、それから弓ケ浜半島の南北の移動の円滑化と東西移動の円滑化、同時に実行できる整備でありますので、これを進めることで、県境を挟みますけども、米子市、松江市、出雲市といった人口集積地のネットワークを強化することで、経済の交流ですとか物流の効率化、また観光での移動の迅速化ということが実現できるということで、これはいずれも一体的に進めてもらいたいと、我々、境港出雲道路側も遅れず付いていきたいというふうに思って、取り組んでいきたいというふうに思っています。
○日本海新聞:鳥取県側から、何か米子~境港間に関しての働きかけというのは、今のところあるんでしょうか。
○丸山知事:まだちょっと私自身は聞いてないですけど、多分その検討委員会でそういうふうになったということであれば、多分意見照会があるのかもしれませんね。
○日本海新聞:承知しました。ありがとうございます。
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