4月11日質問項目4
4.山林火災
○NHK:今月に入って、益田、それから江津、それから先日が出雲で山林火災というのが県内で相次いでいるところではありますけれども、これについて、何か県として注意喚起ですとか、そういった対策を取られるような御予定はありますでしょうか。
○丸山知事:前回の定例会見でも内野記者からお話があったので、3月26日に県から各消防本部に対しまして、メディアを使って住民の皆さんに対する広報活動を実施すること、また、火災発生時の迅速、的確な対応についての再確認など、予防対策の徹底を要請したところであります。
また、ラジオCMなどの広報を行うことで、県民の皆さんに対しまして、乾燥、強風の日にたき火や野焼きをしないこと、たばこの投げ捨てや火遊びを行うのを厳に慎んでもらうこと、また、屋外で火を使う際には、目を離さずに最後まで火の始末を徹底することといったことを呼びかけているところであります。
私も何か数字が増えているのかなと思って数字を確認しましたけれども、令和3年から、3月の数字を遡って、林野火災の数字を拾いますと、令和3年が3、令和4年が3、令和5年が15、昨年、令和6年が1、本年が4なので、実は顕著に増えてるわけじゃありません。これ、よくあることですけど、やはり大船渡、それから愛媛、岡山と大きな山林火災が、山陰と違って雪が降りにくい冬場の乾燥する地域で大きな林野火災が発生して長期化しましたから、やっぱり率直に申し上げて、メディアの皆さんが取り上げられるようになっている。分かりますか。同じこと、同じペースなんだけど、皆さんがよく取り上げられてるということではないか、この数字を見ると、じゃないかと思います。また、それは、実際には大きな火災があったわけですから、その報道を通じて注意喚起につながりますので、やはりこれから、ちょっと1月、2月は雪が降ったりして、雪が降るというのは雨が降るのと同じなので、そういった意味では火災が発生しにくい要因がありましたけど、3月以降はやはり天気は冬型ではなくなるので、これから乾燥する、今も乾燥してるという状況でありますから、実際に県内でも発生してるという事案を目にしていただいて、我々の、行政の広報だけじゃなくて、報道を通じて県民の皆さんに自分の不注意な行動がそういう火災につながりかねないということを十分に認識していただいて、発生防止に努めていただくということを徹底していただきたいというふうに思っているところであります。
○NHK:ありがとうございます。
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