2月6日質問項目3

3.衆議院選挙

○読売新聞:読売新聞の桂川です。

 衆院選に絡んだ質問をさせていただきます。

 1区では、自民と中道改革連合の候補者の演説会などでマイクを握られていました。今回応援されようと思った決め手や、複数の陣営に行かれる知事の支援スタンスについて教えてください。

 

○丸山知事:厳密に申し上げますと、2区においても自民、中道、両陣営の応援をさせていただいてますので、個別に説明する必要はないのでまとめて答えさせていただきますと、島根県の県政運営というのは、県知事が様々な提案はいたしますけども、県議会において様々、予算も条例も議決をいただかなきゃいけない。様々な政策形成の中で議員の皆さんの理解、協力を得て進めていくというのが県政運営の基本であります。

 今回、高市総理が急遽の解散に踏み切られましたのも、総理に就任された際の国会における与党の、まずは自由民主党自体の国会の中での基盤の弱さ、いろんな工夫をされて維新と連立を組まれることになりましたけれども、それをもってしても国会運営が大変厳しいという状況を打開したいというふうに解散の際に説明されてますように、大体において執行機関の長、国でいうと総理大臣、都道府県でいうと知事、市町村でいうと市町村長は、独裁権は持ってませんので、提案をして、県議会の可決をいただかないと重要事項というのは決まっていかないという構図は同じであります。つまり、私自身はやはり、これまで7年間ほど県知事をさせていただいておりますけども、これまで多くの会派から、提案した議案について、全て可決をしてもらっているという会派がございまして、そういった会派から、これは会派のベースには政党がありますけども、私の県政運営にずっと御支援をいただいている、御理解いただいている会派(政党)から強い要請を受けたことに対しまして、これまで御理解、御支援をいただいているということを踏まえて、自分ができる範囲で応援をしていくということが、今後の島根県政の安定的な政策の推進に欠かせないと思って、今回、応援に入らせていただきました。

 2つの陣営に入るということについて、当然、疑問に思われるというふうに思いますけれども、私自身は可能な限りで応援するというスタンスで、その陣営の候補者の方、またはその陣営の政策なりの中で私が評価するところを皆さんの前でお話をさせていただき、そういったところを評価をしていただきたいということで応援をさせていただいてます。したがいまして、2つの陣営とか2人の候補者を比較して云々ということの応援のやり方というのは控えているつもりでございまして、それぞれの候補者の方、それぞれの政党の目指されるところの中で、島根県知事として評価するところを披瀝をさせていただいて、その方向での、支援者の方々への一層の支援をお願いするという形で対応させていただいております。小選挙区という世界でありますので、分かりにくいことかもしれませんけども、私なりにそういった形で考えまして、応援に入らせていただいているところであります。

 

○読売新聞:ありがとうございました。

 

○山陰中央テレビ(安部):先ほども出た話題ですけども、丸山知事のほうが自民党候補と中道改革連合の候補をともに応援しているというところについて、これまでは両陣営に結構、今回、数多く応援に入られてると思いますけども、そういったのはこれまではなかったかなというふうに認識をしているんですが、どういった、知事の中で心境の変化があって、やはり応援に入ろうというふうな考えになったか、教えてください。

 

○丸山知事:もうはっきり申し上げて、過去2回の国政選挙の結果、国政はやっぱり混乱しましたよね。キャスチングボートを握られる政党の要求を満額のむのかとか、どこまでのんだら予算案に賛成してくれるのか、どこまでのんだら連立に入ってくれるのかというのが分からない中で、自民党、前石破政権時代も含めて、七転八倒されて国政運営やられてきたという状況を見るにつけ、私は、安定的な県議会運営ができているということのありがたさに気づいたんです。だから、議会運営が安定してないってことは大変なことなので、私は幅広く県議会の御理解、御支援が得られているという状況の重要性を再認識をし、そういった状況をできるだけ継続していきたいと思っていますので、そういう意味で、より積極的に行動しようというふうに思ったわけです。

 

○山陰中央テレビ:一応確認なんですが、なので、石破政権のときに政権が不安定になって、いわゆる……。

 

○丸山知事:いや、今だってそうですよ。今の総選挙だって、不安定だからやられてるんだから。総選挙の結果によりますけど、石破政権だけじゃない。高市政権だってそう。

 

○山陰中央テレビ:なので、いわゆる今、与党候補と中道の野党の党を応援されてますけど、それはあくまで県政における安定のために、その支持する候補を応援されてるということですよね。

 

○丸山知事:そういうことです。

 

○山陰中央テレビ:はい、分かりました。

 

○丸山知事:私は、いろんなお願い事をします、県議会に対して。そのお願い事をしている方々からお願いされたことは、県の政策の面ではそういうふうにしていきましたけれども、いわゆる政務というか、政治の面では、これまで、いわゆるゼロ回答で返してきたということです。いずれも対応しないということでしたけども、それは公平・中立という意味では公平・中立でしたけども、頼み事に対して真摯に対応してきたかというと、そういうわけじゃないので、より行動するという形で対応するということです。

 

○山陰中央テレビ:すみません、あと、最後に1点、事実確認だけ。一応両陣営ともに応援を依頼されて、それに応えられているという感じですかね。

 

○丸山知事:そういうことです。

 

○山陰中央テレビ:分かりました。ありがとうございます。

 

○山陰中央新報(曽田):1点確認で、先ほど自民と中道の両候補に応援マイクを握られたという話でしたけども、小選挙区の候補で応援演説のマイクを握るというのは、知事として初めてということでよろしいですか。

 

○丸山知事:いや、私は前回、高階候補(※高の正式表記ははしご高)の、箱ではマイクを持ってると思いますけどね。

 

○山陰中央新報:違う党の、2つの党のマイクを握るのが今回、初めてということでよろしいですか。

 

○丸山知事:それはそうですね、はい。

 

○日本経済新聞(田中):今回の選挙では、大半の党が消費税廃止なり減税なりというのを掲げているんですけれども、改めて、知事として消費税減税という政策に対する評価というか、お考えをお聞かせください。

 

○丸山知事:軒並み言ってるっていう話ではありますけど、検討を加速するというところもありますし、言い方も何かいろいろ違うので一概には評価できませんけど、選挙が始まったときに申し上げたように、日本の財政というのはニアリーイコール国債ですよ、国債。国債というのは、国債の金利です、国債の金利がどうなるか。

 国債って何かというと、金融商品という意味でいくと、ニアリーイコール日本の円を投資する一番メジャーな金融商品です。だから、国債というのはニアリーイコール円なんですよ。国債が急騰するとかっていうのは、国債の金利がぐっと上がっていく、国債の価格が下がっていくということなんですけど、それは円の信任が下がるっていうことを意味するので、やはり日本の財政が打ち出の小づちのように無限に歳出を増やせるのか、無限に減税ができる、まあ減税は財政規模によりますけど、税収の上限はありますけどね。税収をどんどん減税していける余裕があるのかどうかっていうことを、もう金融市場自体が、これは日本だけじゃないですよ、世界の金融市場参加者が注目してるような状況なので、これは、政策は政策としてあるでしょうけども、少なくとも公約ではあるでしょうけども、やっぱり政策をいざ実行する段階になって、実現することによるマイナスのほうが大きいということであれば、それは再考していただく。そういう相手がある、魔法のつえのようにお金が出てくるわけではないと思うので、公約を実行する際に、これは消費税だけじゃないですよ、全体として公約を実行する際には、それを市場が、為替市場が、国際市場がどういうふうに評価するかっていうことは常に念頭に置いていただきながら政権運営なり財政運営を行っていただくっていうことが大事じゃないかというふうに、これは選挙の入り口のところから申し上げているとおりで、その繰り返しであります。

 

○山陰中央新報:山陰中央新報の曽田です。

 衆院選、途中ですけども、全国的に、報道によると自民優勢の情勢が出ておりますが、途中ではありますが、どのような御所感を持っていらっしゃるかということと、また、先ほど減税の話もありましたが、政策論争についてどのような深まりがあるかというところの御認識を伺います。

 

○丸山知事:選挙、応援には行ってますけど、やってる側じゃないので、体感とか肌感覚もないので、俯瞰して、皆さんのようにデータを持ってるわけでもないので、コメントする能力がないということであります。

 

○山陰中央新報:分かりました。

 

○丸山知事:控えるというのは、できるけどやらないんですけど、控えるんじゃなくて、コメントしようがないと。コメントできないということであります。

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