12月26日質問項目6
6.今年の漢字、来年の抱負
○山陰中央新報(高見):冒頭のコメントにもありましたけれども、今年一年を振り返られて、ちょっと改めて一言いただきたいのと、あと、来年の抱負もちょっと一言伺えればと思いまして、今年の漢字は「金」でしたけれども、知事の中ではどんな漢字を思っておられるのかとか、ちょっとそういった感じも聞かせていただければと思います。
○丸山知事:1番目と3番目も共通しますんで、先ほど申し上げたこと以上に言うことはないので、今年の一年を漢字一字で表すとすると、少ないという意味での「少」ですね、「少」。人口減少が、そして出生数の減少が進み、そして衆議院の構成が少数与党というふうになってしまったという、少子化の進展が止まらず、政権運営が不安定化したということでありますけども、安定多数によって、あまり少数者の意見を聞いてこなかったということの裏返しだと捉えれば、これはより多くの、自党、自分の、与党の中だけの意見を集約するだけではなく、これはいろんな政党との協議を通じて与党以外の意見を取り入れて政権運営をしないといけない状況を、これは結果論ですけど、国民が望んだということだと思いますので、石破総理は今、苦労されておられますけど、そういった少数与党の中でいかに安定的な、または国民が望まれる政策を実現してもらうかということに、石破総理が成果を上げられるということに期待したいというふうに思っております。
来年の抱負ですけども、先ほども若干申し上げましたけども、やはり少子化、島根県などもそうですけども、出生数の減少がまだ続いてるというふうな認識でありますので、今年10月から児童手当の拡充などが行われ、政府によります支援も拡充をされました。来年の4月からは全ての市町村で高校生までの無償化、一部の低額負担が残るかって話はありますけれども、基本的に医療費助成の対象が18歳相当、高校3年生相当までの方々に広がるという子育て世帯の経済的負担の軽減といったことを行っていきますし、様々な施策の充実を島根創生計画の2期計画を策定して取り組む初年度となりますので、これまでいただいております御意見や、今の県内経済や県民生活の状況を踏まえて、多くの皆さんの生活、事業の環境が改善するように、それが出生数の下げ止まりなり反転につなげていきたいというふうに思っております。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
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