８.出雲空港駐車場
○山陰中央新報：山陰中央新報の高見です。

　出雲空港の駐車場のお話をちょっと伺えればと思います。

　管理規程を７月から運用を始められて３か月ちょっとがたちまして、混雑状況も少しずつ緩和してる傾向が見られるというところだと思うんですけれども、この状況をどのように見ておられますでしょうか。

○丸山知事：先日、決算特別委員会第二分科会に報告をしたとおり、数字を見る限りは、管理規程を制定をして適正利用を求めていくということの効果が現れておりまして、ターミナル付近の駐車場の慢性的な満車状態というのは改善をしているという認識であります。利用者の皆さんの御協力にお礼を申し上げたいというふうに思っております。

　ただ、まだ２か月分のデータしかございませんので、引き続き状況を注視していきたいという考えであります。

○山陰中央新報：ありがとうございます。

　知事は以前、改善の効果が現れれば、有料化の議論も一旦はなしになるというような話があったと思うんですけれども、それは、どのぐらい様子を見られた上で判断ができるものだとお考えでしょうか。

○丸山知事：どれぐらいって言いようがないですけど、２か月じゃあ十分じゃないということでしょう。つまりは、制度が変わって、当初は守られるけども、日がたつと悪化していくということはあることなので、そういう、今のような状況がきちんと続いていくかどうかということの確認が要るんじゃないかというふうに思っています。

　今のところの改善の状況がもし継続するのであれば、もともと有料化というのは、こういうターミナル付近駐車場の慢性的な満車状態というものを適正利用を通じて改善をしていくというために考えていたことですので、こういう数字が継続して続くのであれば、そういった意味では、この管理規程の厳格な施行ということをもって問題は解決するので、有料化が求められるという状況じゃないと思ってますので、そこの見極めをこれから、もうちょっと時間をかけてしていくということになろうかと思います。

○山陰中央新報：分かりました。ありがとうございます。