５．県道大社日御碕線の道路崩落
○ＮＨＫ：ＮＨＫの内野です。

　日御碕地区の道路についてお伺いします。

　本日、日御碕地区の道路について、大型車の仮設迂回路の設置が１２月中になる見通しということが明らかにされました。まず、これについての受け止めと、あと、工事のスピード感について、どのように考えているのかをお聞かせください。

○丸山知事：これまで仮設での機能回復、道路本体自体は崩落してますので、仮設でいかに車の往来を回復していくかということを順次進めてきて、まだ最終段階に至っていなかったのが、この大型車両が通行できないという状況でありましたので、これを早急に改善、回復すべく、担当、土木のほうで取り組んで、近々この工事着手をし、１２月中に完成を目指していくということのめどがついたということであります。

　早いか遅いかという評価は住民の皆さん、県民の皆さんがされることだというふうに思いますけども、県として遅らせていいと思ってやってることは一切ありませんので、最大限努力して、残念ながらこの１２月中ということになってしまうということについて、これは日御碕の皆さんの御理解を求めていかなければいけないというふうに思っているところであります。

○ＮＨＫ：ちょっと先の話にもなってしまうんですけれども、いわゆる本線のほうの復旧については、どのようにお考えでしょうか。

○丸山知事：今は、国の災害復旧事業、災害復旧の補助を受けて行う必要がありますので、国の災害の査定に向けた準備を進めているところであります。今後の見通しが分かり次第、改めてお示しをしたいと考えるところでありまして、今の時点で、こういう工法で、いつ頃というふうなことをお示しできる状況に残念ながらないという状況でございます。

○ＮＨＫ：大型車の仮設の迂回路の見通しが１２月中ということで、いわゆる観光シーズンといいますか、秋のシーズンの後になってしまうということなんですが、県としては、その支援だったりとか、そういったことはどのようにお考えでしょうか。

○丸山知事：いや、支援は、たしかこの９月補正で宿泊、土産物の割引の予算を認めていただきましたので、それを実行していくということを通じて需要喚起をしていきたいというふうに考えております。

○ＮＨＫ：分かりました。