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9月11日質問項目4

4.次期衆議院議員総選挙
○山陰中央新報(原):衆院選関連でお尋ねします。

 次期衆院選の島根1区の候補者に関して、自民党からは比例中国区選出の衆議院議員を擁立するとして、戦いの構図が見えてきたと思います。早期解散もささやかれる中、受け止めだったりとか、期待する政策論争をお聞かせください。

 

○丸山知事:何を期待するかということについては、まだそれぞれ具体のお話を伺ってないので、そこまで申し上げられませんけども、このたびの自民党の島根県連において、地域支部、職域支部、また役員の皆さんの意見を踏まえられて慎重に検討され、高階衆議院議員(高は正しくは、はしごだか)が候補として決定されたという経過であろうというふうに思います。

 高階議員(高は正しくは、はしごだか)には、比例中国ブロックで衆議院議員に当選されて、以来、ここの県連所属の国会議員、県選出の国会議員として、造詣の深い医療・福祉分野だけではなくて、幅広く課題解決に向けて、政府に求めております重点要望などの施策の実現に御尽力をいただいているところでありまして、御活躍を期待しているということでございます。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 それで、補選後の定例会見では、知事、政治と金の問題に関して、もともと実質所得が下がり続ける中で国民負担が求められて、事業や生活が苦しいと思っている人が多いと感じるときに、政治と金の問題が出てきたというような話をされたと思うんですけども、そういう中で、次期衆院選のポイントは何だと感じられますでしょうか。

 

○丸山知事:暮らしだと思いますね、暮らし。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 

○丸山知事:政党が掲げられるのは、そういう一番難しい問題を避けて課題設定されるかもしれませんけど、農業県・島根県としてはありがたい話ですけど、やはり米の値段が新米に切り替わって上がっていくということは、これ消費者物価指数の上昇要因ですよ。これはお米食べない人もいるかもしれませんけど、大概の人たちが影響を受ける状況ですし、なかなか、実質所得については6、7月はボーナスの支給というのもあってマイナスになることは回避したというふうに公表されていますけど、ボーナス除きの数字は相変わらずマイナスですから、生活厳しいという状況は変わりませんので、そういう中で、なので、総裁選の中でも子ども・子育て支援金でしたっけ、を凍結すると。凍結というか、やめるとか、防衛増税やめるとかという政策を掲げられる候補者もおられますし、基本は暮らし向きの厳しさをどういうふうな政策で改善していこうと……。国民生活がやっぱり厳しくなっているという現状を正面から受け止めて、それに取り組もうというふうに、そういう姿勢で臨まれるのかどうかということ、それと、私は人口減少問題。総裁選の中で正面から取り上げる方はおられませんけど、出生数が今年も、上半期も減り続けてる。人口減少に歯止めがかからないという状況に対して、子ども・子育て支援金を使った施策拡充で、もうそれで事が足りるというふうにされるのかどうか。それから東京一極集中是正ということを取り上げなくていいのかどうかという思いは、候補の方の長い会見の中でどこか触れられているのかもしれませんけど、何か触れられたというふうな報道がないので、そういう意味で、人口減少をこのまま、仕方がないというふうに見過ごしていくということが続いていくのかというところ、私の注目点はその2点です。私は変人なので一般的じゃないかもしれませんけど。

 


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