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8月8日質問項目5

5.宿泊税

○山陰中央新報(曽田):宿泊税についてなんですけども、松江市長さんが宿泊免税点の設置に前向きな姿勢を示されました。かねてから質問してはおりますが、改めて所感をお願いいたします。

 

○丸山知事:いろんな方の意見があったり、いろんな検討をされた結果だと思いますけども、隠岐からは、こういう目的での、こういう人について免税という、免税点じゃないやり方での免除を求める声が上がっているので、そういう方からすると不十分だというふうに評価される方もおられるかもしれませんけども、現実問題として、ある意味、税としては少額、高額な税ではありません。そして、宿泊をする人という、宿泊してる瞬間に、その宿泊してるうちに納税してもらわなければいけないという制約がある以上は、ある意味、簡便じゃないとできないし、しかも、その宿泊する人がどういう意図なのか、どういう予定なのかということを、言ってみれば徴収事務を担われる宿で細かく聞き取ってマル・バツをつけるみたいなことという実務は実際できないと思うんです。なので、隠岐の皆さんがおっしゃることというのは、気持ちはよく分かるんですけど、実際上、税の制度として採用していくことが難しい中では、100点では全くないですけども、やっぱり免税点というやり方ぐらいしかないんじゃないかというのは私はもともと申し上げていましたので、そういう意味では、実務的な課税、徴収の実務、これを宿泊事業者の方にやってもらう、そういう意味で簡便性が求められるということとの兼ね合いの中でいくと、免税点を設けることも複雑だというふうにおっしゃる方もおられますけど、そういう意味では、みんなが100点という評価はされないかもしれないけど、現実問題として、現実的な対応じゃないかというふうに思います。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 


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