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8月8日質問項目4

4.旧知事公舎

○山陰中央新報(曽田):知事公舎なんですけども、松江市長が市として活用する方針を明らかにされました。誘客施設を想定し、具体的な用途を検討するとのことですが、率直な受け止めをお願いいたします。

 

○丸山知事:受け止めでいうと、松江市さんで使わないとなれば、基本、今の手続きでいえば公売みたいな話になりますから、公売になればいろいろな方が手を挙げてこられる可能性があって、誰に渡るか分からないということになりますので、そういう意味で、あの景観とか、武家屋敷の景観とか雰囲気に合う使い方をしてくれるかどうかっていう意味での、当然リスクがあるから、そんなことを譲渡の際の条件として、これは契約ですよ、契約上の条件として設定をしなければいけない。それが履行されているかどうかというのをチェックしなければいけないということをやらなければいけなかったですけど、それを松江市が利用されるということであれば、松江市がまちづくりのある意味主体ですから、そういう意味では、そういうリスクがなくなったという意味においては、我々としてはほっとしてるというところです。誰に渡るか分からない公売をしたり、公売先として決まったところに対してどういう条件をつけて、不履行の場合にどういうふうなことをするのかっていうことを決めなければいけないみたいなことが必要なくなったので、そういう意味ではほっとしてます。

 もう一つ、修正をお願いしたいけど、県知事公舎としてはもう用途廃止していますので、旧知事公舎です。あれは知事公舎ではもうないです。知事公舎としてはもう使わないということです、用途廃止って決めてますから。旧知事公舎です。

 

○山陰中央新報:分かりました。

 じゃあ、旧知事公舎の土地、建物の購入については未定とのことですけども、県としては売却以外の手法というのは考えられていますでしょうか。また、もし仮に売却するとなったときの金額についての、持ち合わせる数字ですとか考え方はございますでしょうか。

 

○丸山知事:基本は売却とか有償貸付とか、要するに対価性を求めるってことになるでしょうね。無償譲渡とかはできないんですよ、条例上。なので、基本的には有償、対価を頂くというようなことが基本になるということだと思います。ただ、どういうふうにするとか、どういう値段なのかという話というのは、相手方である松江市の意見も聞いて、これから詰めていくということになりますので、金額のめどを持ってたり、やり方をこうするというふうに今決めているわけではないという状況です。

 

○山陰中央新報:分かりました。

 先ほど、ほっとしたという御発言ありましたけど、通常であれば、具体的な用途を決めた上で活用方針を伝えるのが流れかなというふうに感じるんですけども、ちょっと決まらないままの方針伝達について、何か思われることがありますでしょうか。

 

○丸山知事:ないです。問題だと思っていません。

 

○山陰中央新報:分かりました。

 

○丸山知事:旧ホテル宍道湖の跡地も、別に用途を何にするというふうに細かく求めて、それを審査して売ったわけじゃありません。正直言って、地元自治体が、少なくとも市議会を通らないと予算も執行できないし、選挙で選ばれた市長が案を決めて、それを議会が了承しないとできないわけなので、そういう中できちんと物事は決まっていく。それをことさらに、良からぬことをするんじゃないかみたいな前提で対応する必要はないだろうというふうに思ってるということです。

 

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。

 


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