8月8日質問項目3
3.県道大社日御碕線の道路崩落
○山陰中央新報(曽田):出雲市の日御碕地区の道路崩落についてですけども、11日から、出雲市から指定を受ければ、住人も緊急車両用の道を通行可能になります。一方で、観光客は入れないままで、本当の意味の復旧には、一般車両向けの仮設道路の設置や、その先の県道の本復旧というのが欠かせないと思いますが、その辺の見通しについてお願いいたします。
また、あしたで大雨から1か月ですが、知事としてどういうふうに振り返られるかも、併せてお願いします。
○丸山知事:一般車両が通行可能な仮設道路の整備の見通しについては、現在、ボーリングなどの土質調査などを実施中でありまして、その結果を踏まえてルート検討などを行っているさなかでありますので、現時点では、残念ながら通行可能時期をお示しできる状況にはないという状況であります。
○山陰中央新報:1か月たちましたが、この間の受け止めとかっていうのはございますか。
○丸山知事:いや、特にありません。
○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。
○NHK(佐藤):すみません、NHKです。
日御碕の話になるんですけど、11日から地区内の住民の方も車で通行可能ができるようになるということで、皆さん本当に待ち望んでいたことだと思うんですけど、これについて、知事の御所感をお願いいたします。
○丸山知事:曽田記者からもお話があったように、1か月を過ぎてということですので、住民の皆さんからすると、時間がかかったというふうに受け止められてるというふうに私は思っておりますけれども、何とか、遅くなりましたけれども、いわゆる住民生活、一般的な住民生活をされるっていう意味での不便というのは相当程度解消することが今回の措置でできますので、行き来が少なくとも車で住民の方ができるようになると、そういったことでありますので、一つ安堵しているところでございます。
ただ、これはビジネス、日御碕というのは本県の、特に出雲地方、出雲大社とセットになった一大観光地でありますので、そういうビジターの方が、住民じゃない方が外から入ってくるということまでの許可ができないという状況でありますから、観光業を営まれている方々、土産物とか海水浴とか、そういう方々からすると、まだその面では全く改善してないという状況でありますので、それが改善するためには、一般車両も含めて、個別の出雲市が許可した車という形ではない形で通行可能な状況をつくっていかなければいけないというのが、それがまた早急に求められているという認識でありますので、そういった、曽田記者から質問があった話ですけども、まだちょっと具体的な日にちをお示しできるような状況ではありませんけれども、それを早くお示しできるように、また、それを早く実現できるように、県として最大限の努力をしていきたいという認識であります。
○NHK:ありがとうございます。
○丸山知事:さっき、曽田記者から1か月ということでお話がありましたけど、私、1か月という節目で別に特段のコメントがあるわけじゃないので特段ありませんと申し上げましたが、今、NHKからお話があったように、今回、道路の、車両の往来という意味で一つの段階を越えましたけども、観光地・日御碕で求められてる水準にはまだ達していないですし、本格復旧はまだまだめども立ってないという状況であります。一番求められているのは、まずは仮設道路にしても従来の往来ができるようにという、観光客が来てもらえるという状況も含めた状況の早期の実現を求められてるというふうに認識をいたしておりますので、そういう、今回の日御碕地区の今被災されてる皆さんのそういう切なる要望、願いを早く実現できるように、出雲市さん、また県庁一丸となって引き続き取り組んでいかなければいけないということで、そういう気持ちであります。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp