7月12日質問項目6
6.国スポの自転車競技場
○山陰中央新報(曽田):国スポに関してお願いいたします。
出雲市内に建設予定だった自転車競技場についてですけれども、先日、出雲市から再検討を求める要望がありましたが、その後の競技団体ですとか関係者との議論の進捗についてお願いいたします。
○丸山知事:今の段階で何かを、新設をしないと決めたわけでもないわけですけども、今の方針のままで進めていいのかどうかということを再検討しなければいけないというのが県の認識でありまして、我々として、その問題認識を伝えて、これに対して競技団体から意見をもらっているところでして、そういう協議を進めているという状況であります。県内で開催する、県外で開催する、いずれにせよ、正式競技として実施するわけですので、県内の競技団体の理解がないと開催できませんから、いずれにしても関係者の理解を得ないといけないという認識の下で、相互の考えを確認しているということです。具体的な進捗が何か、その結果、こういうふうになりましたと決まったことがあるわけでは、まだないということです。
○山陰中央新報:分かりました。また、大きなポイントになるのが事業費だとは思うんですけれども、その辺についても、お考えとかは変わりなくっていうところと、また、競技団体にどう理解をしてもらうかというところの議論は具体的にありますでしょうか。
○丸山知事:事業費は、どうしてもこの問題に、この整備費について、本県の財政見通しを示す中で、その当時、財政見通しを示した段階では、自転車競技場の整備費は基本計画をベースに概算で25億円と算出をして、でも、これは上限値として算出をして財政見通しに盛り込んできましたので、これを上限として、これをどれぐらい圧縮できるかというふうな精査をしたところ、具体的には専門の自転車のバンク、競技場を造る専門業者の見積りを取ると、この25億円というふうに上限を置いていた数字が32億円余りに増えるということが判明したわけです。詳細はまたちょっと担当課にでもお問い合わせいただければと思いますけども、まださらにこの物価高騰ですとか人件費の高騰というのはあり得るわけですから、今申し上げた32億円余りという積算に、まだ反映されてない要素もあることを考えると、やはりこのまま、造ると決めたんだから何億円になろうがそのまま造るんだということではなく、一旦立ち止まって、違う選択肢も含めて考えていかなければいけないんじゃないかというのが今回の見直しの一つの基本的な考え方、趣旨であります。
当然、県内の競技者の皆さんにとっての練習環境の確保というのは、国スポを目指す上でも、国スポ後においても重要な事柄でありますので、現在、競技団体といろんな選択肢を検討しているところであります。繰り返しになりますけども、今の段階で何か決まったこと、これを決めたというふうなことがあるわけではないという状況であります。
○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。
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