7月12日質問項目4
4.兵庫県知事パワハラ疑惑
○読売新聞:読売新聞の松田です。
兵庫県の斎藤知事のパワハラなどの疑惑を指摘した告発文をめぐる問題についてお聞きします。
この問題で、内部告発された元県の幹部がお亡くなりになられて、あと、県職員労働組合が知事に事実上の辞職を求める申入れ書を提出しました。副知事も本日、記者会見で辞職する意向を示した上で、あと、斎藤知事に対して一緒に辞職する考えはないかというふうに進言もされています。この疑惑については県議会も51年ぶりに百条委員会を設置する、検証、調査する予定ですと。でも、一方では、斎藤知事は、県政を立て直すのが自分の責任だとして辞職を否定し、職員との信頼関係を再構築したいと述べられております。今、現状のこの兵庫県政の状況について、丸山知事のお考えをお聞かせいただけないですか。
○丸山知事:詳細な中身を承知してるわけじゃありませんし、詳細な中身はこれから百条委員会で明らかになっていくということだと思いますけども、退職を取り消されて、後に停職3か月でしたっけね、停職処分を受けられ、そして、その原因となった行為についてが百条委員会の調査の対象になったことによって、百条委員会への出頭を要請されていた元県幹部の方が、詳細は警察の話なので分かりませんけど、亡くなられるという状況になってるというのは、その百条委員会とかで、副知事が数度にわたって知事にも辞職を勧められ、それが聞き入れられず、そういう働きかけをされた副知事が責任を取って、一緒に辞めようという話だったと思います。一緒に辞めようという話をされ、それを拒絶された副知事が辞められるという、幾つかの要素を取っても、尋常ならざる事態であるのは間違いない。職員労働組合から、辞職という直接的な表現じゃなかったですけど、最大限の責任をとかという言い方のようですけど、そういう職員組合、部下だった元幹部が亡くなられる、副知事から辞職を勧められ、聞き入れられなかった副知事が辞められるという、3つ4つ取っても尋常ならざる事態だと思いますので、普通じゃないですよという状況だと思います。
私は、政治家の出処進退は政治家が自分で判断するしかないということ、これが私の考え方ですけど、それは、出処進退が周りからたくさん語られるような状況というのは、政治家としても非常に尋常ならざる異常な状況だというふうに思います。
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