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6月28日質問項目7

7.韓国の調査船
○山陰中央新報:山陰中央新報社の原です。

 すみません、韓国の調査船についてお尋ねします。

 26日の午後に竹島周辺の排他的経済水域で韓国の調査船がワイヤのようなものを海中に投入したのを海上保安庁が確認したとのことなんですけども、この受け止めをお願いします。

 

○丸山知事:これ自体は、即時に中止を求めて強く抗議をするという、そういう案件だというふうに思います。けども、政府の……。これ、6月26日に分かったことなんですかね。

 

○山陰中央新報:27日。

 

○丸山知事:いや、間違ってる、それ。6月26日に、もう外務省は報道発表して、即時に中止すべきであり、改めて強く抗議する旨申し入れましたっていうふうにしてますよね。それを、たしか昨日の官房長官会見で聞かれて、記事が今日になってるみたいな感じですかね。昨日、今日になってる。

 なので、私はどっちかというと、この外務省の6月26日の即時に中止すべきだということを強く抗議するということを、何かこっそり報道発表資料に載せるぐらいの対応をしてるってどういうことなんだと。何か強く抗議するけど、強く抗議したとこっそり公表してますっていうのが、何かもう強烈な違和感があるな。強く抗議するんだったら、ちゃんとメディアに知らせろと、即時に。何でそこで報道にならないような、訳の分かんない、何か報道発表資料なんか、大部の中に放り込んでるような発表の仕方をしてるということでしょう、これ、どっちかというと。これね、ホームページに載ってるの。6月26日に調査を行ったことに対し、即時に中止すべきであり、改めて強く抗議する旨申し入れました。強く抗議する旨を申し入れたということをこっそり公表しましたというのが納得できない。こんなことがあったと、改めろと我々は言ってるというふうに何でちゃんと言わないんだ。何でこんな官房長官会見じゃないとニュースにならないような、1日遅れて、2日遅れみたいな、そんな手ぬるい対応してるんだと。何か、これが軽く扱ってるという証拠なんじゃないかと、外務省が。だから報道のプロセスからしてですよ。私からすると、弱く抗議しかしてないのではないかと、こっそり公表してるということは、本当に強く抗議したのかということを疑いたくなる。

 もう一つ言うと、私は、はっきり申し上げると、政府とか与党がやってることと野党がやってることって、やっぱりちょっと分けて評価しなければいけないと思うんです。やっぱり野党側は、日韓関係でハレーションを起こすということを政権側に引き起こさせて、政府を苦労させるということをやりたがるところなので、野党側の勢力、国会議員さんとかが上陸するとか、そういう話と、政府の当局、政府側とか与党側がやる話って全然違うと思う、意味合いが。なので、私はこの韓国の調査船という、これ一体誰がこういう調査をしてるのかと。韓国の調査船という物体の問題じゃなくて、この調査船は何者なのかということをちゃんと確認しないと、本当にこの問題の深刻さが分からないから。韓国の調査船ということは、誰が金出して動かしてんだと。野党の国会議員が上陸しましただったら分かるけど、こんな、政府の委託を受けて、韓国の政府から発注を受けて調査を行ってるのか、それとも純然たる民間企業がやってる話なのか、そんなことも分からないんじゃ、何か物の深刻さの評価しようがないんで、もうちょっとちゃんと調べてほしいというふうに、2点ほど思いますね。

 

○山陰中央新報:ありがとうございました。

 

○丸山知事:すみません。

 


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