６．国スポの自転車競技場

○毎日新聞：毎日新聞の松原といいます。よろしくお願いします。

　国スポに向けた自転車競技場について、ちょっとお尋ねしたいんですけど、今、出雲市のほうで新設予定だった自転車競技場の見直しについて、競技団体との検討状況について、何か御存じだったら教えていただけますでしょうか。

○丸山知事：今は、出雲市内に新設をするというこれまでの方針の見直しを検討している状況でありまして、現在、競技団体の皆さんと協議をしている状況にあります。

　いろんな選択肢の中で話を始めたところでありまして、今の段階で新設をしないとか、どうこうするというふうな方針を決めた状況にはないわけでありまして、競技団体のお話をよく伺いながら進めていきたいというふうに思っているところであります。

○毎日新聞：分かりました。

　仮の話なんですけど、仮に競技場の新設というのを断念した場合に、他県での自転車競技の開催というのも可能性としてはあるんでしょうか。

○丸山知事：県内に、国民スポーツ大会の基準を満たした競技場がなければ、それは県外で開催するしかなくなるということ、これは一般的な話として、そういうことですね。

○毎日新聞：分かりました。

　あと、県内唯一、大田市に今、自転車競技場があるんですけど、老朽化が非常に深刻な状況でして、国スポを一旦置いといて、その自転車競技場の新設なり改修という必要性については、どういうふうにお考えなんでしょうか。

○丸山知事：当面は２０３０年に国民スポーツ大会を開催するという立場でありますので、その競技場をどうするかということを検討しながら、当然、国民スポーツ大会の競技会場の話とまた別に、練習をする場所をどうやって確保していくかと。多分県内で国民スポーツ大会を開催できる競技場を造ってしまえば、そこで練習するということになるでしょうけど、それが難しい場合には、そういう練習する場所をどうやって確保していくかということを当然検討しなければいけないと思いますんで、そういった中で今の大田の施設をどういうふうにしていくのかということを含めて、それは大田じゃないといけないというわけじゃないかもしれませんので、そういうことも含めて、競技団体の皆さんの御意見を伺いながら検討しなければいけないというふうに思っております。

○毎日新聞：分かりました。ありがとうございます。