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6月4日質問項目1

1.JR木次線

○山陰中央新報:山陰中央新報の高見です。よろしくお願いします。

 JRの木次線の関係で伺います。

 先月の23日にJR西日本の山陰支社長の定例会見の中で、木次線の出雲横田ー備後落合間の持続可能な交通体系について沿線自治体と相談したいとの発言がありました。現時点でJR西側との面会する日程であったりとか、具体的な内容、もしあるものがありましたら、ちょっと伺えますでしょうか。

 

○丸山知事:現時点での面会の日程調整は、まだできてません。

 

○山陰中央新報:まだできてない、はい。

 接続する芸備線のほうでは、再構築協議会の議論が始まったばかりというところだと思うんですけれども、このタイミングで記者会見の場でJR西が木次線のことに言及したことを、知事はどのように考えておられますでしょうか。

 

○丸山知事:JR西日本の側で、こういうタイミングで表明すること、こういうタイミングまでに表明するということについて、それは会社としてメリットがあるからされたんでしょという認識です。

 

○山陰中央新報:そこのメリットっていうのは、もちろん推測になると思うんですけれども……。

 

○丸山知事:普通に考えたら株主総会でしょう。

 

○山陰中央新報:株主総会をという、見据えて。

 

○丸山知事:株主総会を控えてるわけですから。

 

○山陰中央新報:分かりました。

 今回も、会見の中で、木次線の説明の中で、利用が低迷していて大量輸送という鉄道の特性が発揮できないみたいな話があったかと思うんですけれども、この主張、改めてちょっと知事の、どういうふうに考えておられるか、伺えますでしょうか。

 

○丸山知事:その主張は改めて伺った上でということでありますので、この場では差し控えさせていただきます。

 

○山陰中央新報:分かりました。

 JR西日本が利用者の少ないローカル線の収支公表を始めたのが2022年の4月からで、約2年たったわけですけれども、その間もいろいろと県としても施策をやったりとか、利用促進に力を入れておられると思いますけれども、現状厳しいところもあるかなというところで、改めて木次線をどのように盛り上げていくか、人が利用するようにしていくかというところをちょっと伺えますでしょうか。

 

○丸山知事:これは、日常生活での利用、学生の皆さん、そして病院など、車の利用が難しい方に沿線の施設を利用していただくという地元の住民の皆さんの利用の促進ですとか、エリア外から来ていただく観光客の皆さんに利用していただくということでツアーの造成といったことに取り組んでいるところでございますので、そういった利用促進を進めていきたいというふうに考えております。

 

○山陰中央新報:分かりました。

 

○NHK:すみません、NHKの川邉です。
JRに関連してなんですけども、先週、広島の湯崎(崎は正しくは立さき)知事は、JRと面会する方向で調整していると会見で言っていて、その最後に、このローカル線の議論について、こういう何か路線をぶつ切りにして議論するんじゃなくて、もっと全国的なネットワークの方向性について整理するべきだという趣旨の発言をしていたんですけども、こういう全国の路線ありますけども、今のこのJRの話の進め方とか考え方というところに何か御意見とかありますか。

 

○丸山知事:湯崎(崎は正しくは立さき)知事が言われてる話って、要するにこの区間は例えば4,000人超えてるから問題ありません、こっちになると4,000人割ってるんでってなりますよね。でも、じゃあ、こことここをなべて平均するとどうなのってことなんです。だから、どこで区切るかで、言ってみればすごい輸送人員が多いところは、横をどんどん足していくと問題ない水準で収まる可能性だってあるわけです。どこで区切るかで数字が変わってくる。その区切り方で数字が変わってくる数字になっているので、そういう全体を見てというのは、どこかで線を、だから何でここで区切ったのかというのがはっきりしないところでここの路線が問題だとかっていう議論になってしまうというところが、要するに全体として収支を見るってことを含めて、ある意味、当然の指摘だというふうに思います。

 けれども、私は、路線単位、まあまあそこはそこで、我々はそう考えるけども、JR、事業者側としては、事業者側として、やっぱりこういう考え方、こういう事情があるんだという話があるでしょうから、そういう話はそういう話として聞かなければいけなくて、それを聞いた上で、どういうふうに我々が考えを改めるのかどうかということを含めて、考えなければいけないと。これはお互いの意見、ちょっと価値観が違うとこがあるので、視点がですね。なので、立場とか立脚点が違うので話が完全にかみ合うことはないですけれども、お互いの考え方を披瀝して議論をしていくのかどうかという、そういう、相談をしたいということはそういうことなんでしょうけど、そういう話をされに来られるタイミングがいずれ来るんだろうというふうに思ってます。

 

○NHK:ありがとうございます。

 

○中国新聞:今のに関連してなんですが、知事としては、そうすると、念のための確認なんですが、JR側とはもう面会をされるということは、そちらの方針で間違いないということでよかったでしょうか。

 

○丸山知事:島根県として会えばいいので、恐らく私直接じゃないと思いますけど。相談したいという話を、相談したいという相手に対してじゃなくて、記者会見で言われただけの状況なので、それを個別に話しに来たいという話があれば、それは一回は聞く機会を設けるということになるんだと思います。

 

○中国新聞:今の御発言でいくと、話は聞くけれども、知事御本人は会わないんじゃないかということですか。

 

○丸山知事:まあ多分会わないと思いますね。

 

○中国新聞:それはなぜかというのは聞いてもいいでしょうか。なぜ直接会って聞こうというふうにならないか。

 

○丸山知事:いや、まあ別に、すみません、JRだけ、私は仕事してるので、向こうと会えるかどうか分かんないし、時間が合うか合わないはあるでしょうから。

 

○中国新聞:まあ担当者が会えば、その話をまた報告を受けるという、で、考えると。

 

○丸山知事:まあそういうことですね。

 

○中国新聞:はい、分かりました。

 

○丸山知事:いや、社長が来るっていうんだったら私が出なければ駄目だろうけど。

 

○中国新聞:つまり担当者レベルになるのか、トップ同士になるのかとか、そういう話と。

 

○丸山知事:まあそういう話じゃないですかね。

 

○中国新聞:分かりました。

 


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