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4月24日質問項目2

2.教職調整額
○山陰中央新報(原):教員の確保策を話し合う中央教育審議会の特別部会が、公立学校教員に残業代の代わりに支給する教職調整額を現行の4%から10%以上に引き上げることが明らかになりました。この点の受け止めをよろしくお願いします。

 

○丸山知事:中教審でのそういう取りまとめの方向性が出てるということだと思いますけど、方向としてはいい方向じゃないかというふうに思いますね。学校の先生の多忙感というかな、多忙なことはいろんな数字で明らかだと思いますし、それが教員不足を実際にも招いてるという状況ですから、本質的な対策が必要なのは間違いないことなんです。それは恐らく二、三年前から明らかだった。けれども、残念ながら、これまでは学校の先生の仕事の魅力が十分に伝わっていないから、教師の採用がうまくいってないというふうな感じのとんちんかんな処方箋に終わっていましたので、やはり多忙、つまり忙しい、勤務時間が長いということで、通常の勤務形態であれば、時間外をカウントして、それに見合った時間外手当を払うというのが普通の、公務職場であっても基本中の基本なんですけど、それが残業、ちょっと事の経緯は私もつぶさには知りませんけれども、公立学校の先生の場合はそういうふうな、何%というふうな手当で代替されてきたということなので、その率を上げるということについては適切な内容じゃないかというふうに私は思います。

 

○山陰中央新報:ありがとうございました。

 


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