４．静岡県知事辞職
○時事通信（勝又）：別の知事の話題なんですが、静岡県の川勝知事が職員への訓示で職業差別と捉えられかねない発言で批判を受けて退職届を提出しました。当初は６月議会で辞職する意向だったのを前倒ししたり、辞職の決断理由にリニアの開業にめどが見えたと上げたりしています。この川勝知事の発言や動きへの受け止めをお願いします。

○丸山知事：あの発言は不適切。刑法に反しない職業というのは社会に必要とされている、社会に必要ないずれも仕事で、そこに優劣はないということですから、誤解を招くようなということなのか、確定的にそうだというのかどうかは別ですけど、そういう誤解を招く発言があったということは、適当じゃないというふうに思います。

　それが辞任に相当するってことなのかどうかというのは、私は静岡県政、いろんなこれまでの経緯があるようですから、それまで含めた上での判断だと思いますので、適否を判断することはちょっと知識がないのでできませんけれども、御本人が御判断、政治家の出処進退は、制度に基づくいろんな手続以外には、基本は御自身の出処進退の判断によるわけですから、それは、こういう辞職のされ方というのが一番適切だろうと思われてやられてることだというふうに理解をいたしております。

○時事通信：分かりました。ありがとうございます。