2月18日質問項目1

1.高額療養費制度
○山陰中央新報:山陰中央新報の曽田です。よろしくお願いいたします。

 高額療養費制度について、まずお伺いいたします。

 医療費の支払いを抑えるセーフティーネットの役割がある、この高額療養費制度について、政府が負担の上限額を2025年8月から段階的に引き上げる方針でしたが、患者団体の声を受けて一部修正いたしました。長期の治療を受ける患者は現行額のまま据え置くようですが、患者全体の全体的な引上げの凍結を引き続き求めている状況です。一連の政府側の対応やこの制度について、御所感があればお願いいたします。

 

○丸山知事:この引上げの内容、政府が提案された、政府の審議会を経て与党、自民党、公明党の党内手続を経て閣議決定をされ、予算案として提出をされた、まず内容を見て、本当に驚きました。ちょっと幾つか数字を申し上げますけど、それほど高くない年収で、政府のほうで示されてます数字を申し上げますと、年収650万から770万のケース、これ現役世代、70歳未満の話ですけども、これが結局、長期療養が問題になってますけど、示された試算、金額で1年間何ぼかかるかというのを計算しました。この650万から770万のケースですと、現行は年間、四捨五入しますと64万円です、64万円。これが、政府が提出した修正される前の案というのは、これを110万円に引き上げようと、111万ですね、万単位で四捨五入しますと。これ、一番、今の数字、年収の幅がありますので、一番年収の低い方が厳しい数字になりますので、この数字を申し上げると、650万の年収の方は、64万円というのは大体10%になります、10%。これを改正後、完成形でいきますと111万というのは17%。何となくパーセントで見ると、ふふんってなるかもしれませんけど、普通にいってですよ、国民負担率って大体50%なんです。税と社会保険料の負担の状況、日本全体で。言うてみたら、税と社会保険料以外で手元に残るのは半分の金額ですよね、年収の。そうすると、今、現行でも例えば325万円の手取りで、今の手元に残る金で、650万円の半分、325万でしょ。325万に対して64万円、今、負担を求めてるわけです、年間。それを111万円にしようと。

 私は、これ、現行でもむちゃくちゃ高いと思うんですよ。だって320万でやりくりしなければいけない人たちが64万円、もう既に医療費の自己負担で、窓口で払わなければいけない。これを、引いたら何ぼになるんだ。大体260万ぐらいで生活しろと言ってるんですよね。これをさらに、325万円、完成形では111万円ですから、そうすると325万円のうちの110万円とか引いたら210万円で生活しろ。これ、今でも治療を受け続けることに相当の苦労があるわけだ。それをこんなに引き上げて。つまり、やっぱり治療を諦めるのはもう仕方がないと割り切らないと出てこない改正案ですよ。

 ちなみに、もう一つ数字申し上げますよ。年収の高い人。年収の高い人、これ、一番上のところは1,650万円以上の方という区分があって、現行でも202万円です。それを355万円にしようという案なんです。355万円の数字でいうと、1,650万円の半分って825万円でしょ。825万円で生活してた人に、350万円、医療費に充てなさい、500万円切りますよね。そういう生活の引下げをしなさいって強いる案です。現行の200万でも825万円から620万円ぐらいで生活しなさいっていう案です。

 これ、鬼のような改正案ですよ。治療は諦めろ、または子どもさんが大学進学、自宅からしてるとか、仕送りして大学に行かせてる子どもさんいたら、多分大学やめてくれっていうか、治療を諦めるかしかないような数字だと思うんです。こんなことを日本国政府が実行しようということで国会に提案したんです。これが、私なんか、すさまじい衝撃です。

 だってこれ、すごい、理屈だけで言うと、私、久しぶりに憲法の規定見たんだけど、憲法の25条で、全て国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するっていう規定がありますよ。私、現状でもこの規定に合ってるのかって思うけど、恐らく改正後の数字というのは、もうこれ、裁判になったら、憲法25条違反って最高裁では判決すると思いますよ。

 先ほど申し上げたように、もう治療を諦めないといけない人が相当出てくるということを、もう当然、それだけで分かる数字を提案してるってことは、これ私は憲法違反だけではなくて、刑法違反じゃないかと思って、国家が国民に対してそういう治療を余儀なくされてる人に対して、治療を諦めざるを得ないっていう状況を制度的につくるということは、国家的殺人だと思う。

 今回見直しをされて、ちょっと下げられました。だから、ちょっと何とかなったのかもしれませんけど、私は少なくとも提案されたということだけでも国家的殺人未遂だと思う。国家的殺人未遂だと思うよ。これを、これが日本国政府と日本の与党の了解を得て国会に提出された。今回の、恐らく立憲民主党が党としては強く言われて、そして患者団体の皆さんが必死に懇願されて、やっと止まった。やっと止まった。何度も、何かびほう策を出されて、何とか、今の修正案でも大概ひどい案なので、私は今の案でも、本当に憲法に違反してないのかということが疑われる水準だと思う。

 申し訳ないけども、私は、予算案の修正では事が足りない。2つ必要です、2つ。まず、こういう提案をした役所の責任者、私は大臣も入ると思うけども、次官、局長、課長、責任を取らなければいけないと思う。確実に、がん患者の皆さんが頑張られましたけども、がん以外にも、長期的にこの制度を活用しなければいけない方はおられますよ。そういう方々が治療断念を余儀なくされるという方が相当数発生することが確実な提案をしたということは、日本の、戦前は分からないけど、少なくとも戦後の行政の中でないんじゃないかと。過去の例でいうと、私は、何に一番相当するかというと、薬害エイズ事件に相当すると思います。不作為で薬を通じてエイズの感染拡大を放置した厚生労働省の忌まわしい事件がありましたけども、それと同等のことが今回行われたと私は思いますので、こういうことに関わった人たちは職責を解かれるべきだと思います。予算案の修正では足りないです。このような国民を死に追いやるような政策決定をしたという人たちは、少なくとも命に関わるような仕事をしてはいけない、させてはいけない。事務方も、次官までは間違いなく更迭でしょう。仕事をさせるべきじゃない。国民生活に関わる仕事をさせるべきじゃない。大臣も副大臣も政務官も、このような内容だと分かって了解したのか、そのプロセスを集中審議をして明らかにすべきだ。なぜこのような提案ができたのか。国民の命を奪うことにつながるというふうに思わなかったのか。予算委員会ちゃんとやってくださいと、もう圧倒的多数の下で高圧的な国会運営はできないんだから、予算委員長、ちゃんと集中審議すべきだと。国民を殺そうとしたと私は思う、そう言い切っていいと思う。患者、患者家族の皆さんがかわいそうだとかって、そんなレベルじゃないですよ。患者の皆さんの命を、治療を絶とうとした、それに伴って命が失われる事態が発生するということが確実な制度を提案した。その責任は問われないと絶対駄目です。国会議員は何してるんだ。

 マスメディアの皆さんは、これ本当ね、厚生労働省に席をもらって取材してる皆さんの会社の人たちは、この数字を見て、掛け算すれば出る話だ、掛け算と割り算で出てくる。この金額を12か月分足し上げれば数字は出てきます。電卓あればできますよ。あと割り算すればいい、年収で。本当ね、国家的殺人未遂が我が国において発生したんですよ。

 もう一つ、その責任を、修正するからいいとかっていう話じゃないし、今の修正内容だって、私は本当、凍結すべきだと思う。そもそも修正なんかで事は済まない。このような提案が、厚生労働省と財務省が協議して出してきた。担当の課長、担当の審議官、次官、大臣、副大臣、政務官、いかなる認識を持ってこれを了承したのか。与党において、与党の事前手続において、いかなる説明がなされて、皆さん納得しておられたのか。閣議において、閣議は何をやってるんだ。有権者から選任された政治家、国会議員が政府に入って仕事をしてる。それはこういうことを止めるためにつくられてるんじゃないか。このような暴走を止めるためにやってるんじゃないか。その機能を果たしているのか。

 戦前の反省で、文民統制ね、軍人に政策決定に関与させないと、シビリアン・コントロールというのがありますけど、これは、戦後の民主主義においては、官僚を国民から選ばれた国会議員、選良が指揮監督するという議院内閣制で運営されてるけども、それが機能してるのか。日本の民主主義が問われてると私は思います。これは日本の行政、政治の最大汚点としてこのプロセスが検証されないといけない。マスメディアの皆さんも、物事の捉え方が、全く間尺がずれてる。国民を殺そうとしたんじゃないかという観点で検証されるべきだ。だから国会審議が一つ。

 私としては、現行の数字でも相当厳しい数字なので、凍結すべきではないかということが一つ。そして、修正の問題よりも先に、凍結した上で、今回の提案がなされた経緯、検証、どういう議論がなされて、社会保障審議会のお偉い学者さん方も、どんな認識で了承されたのかと、全て集中審議してやるべきだと。我々は、今ここにおられる方は、内部障がいとかあるか分かりませんけど、今は健康体かもしれないけれども、病気というのはなり得るんですよ。病気も障がいも、我々が今、この状況の健康な状態なんて維持できるか分からない。私も含めた皆さんがこういう立場になったときに、治療断念を迫られるようなことを政府はやろうとしたんですよ。怒りをもって報道してくださいよ、怒りをもって。ということです。

 3点目、こうなった以上は、この高額医療の金額、今確認したけども、これは政令で決まってる。政令、法律じゃなくて。政令は閣議決定だけで決めれます、政府だけで決めれます。こういう数字を、高い数字を設定すると国民を殺しかねない、そういう数字は法律事項にすべきだ。政府が閣議決定して、与党が衆議院の過半数を持っていれば自然成立する、そんな予算だけで決めれる、閣議だけで決めれる、今はそうなってるんですよ。国民の命を脅かすことを政府がやった以上は、これは政府任せにしちゃいけない。衆議院任せにしちゃいけない。衆参両方の過半数をもって法律ででないと決められないというふうにしないと国民の命が守れない。そういう制度改正をすべきだと思います。

 もし今回修正するんだったらですよ、予算は凍結、法律を改正して、この数字、高額医療の数字を決める。その決めるところを、今は政令、政府で決めるようにしてるのを法律事項にしなければいけない。そういう改正をしなければいけない。我々の命を政府が奪ってしまうということになりかねないですよ。なりかねない。我々はこれまで政府はそんなことをしないだろうという下で、政府に任せて、法律の中で政令に委任するというふうに法律で決めちゃってる。これは、政府はそんなことをしないという信頼感の下で決まってることだ。実際こういうことが起きた以上は、政府に任せては駄目です。法律、生存権を剥奪するような、こんな制度を政府が出してきた以上は、制度から変えなければいけない。

 私は、いや、もう、政府から名誉毀損で訴えられるかもしれないけど、国家的殺人未遂、今のこの状況は。まだ施行されてないから治療を諦める人いないので、これが原因で亡くなった方はおられないでしょうから、まだ未遂の状況だけど、もう、未必の故意があるんですよ、刑法で言うところの。殺してしまうと思わなくても、死んでも仕方がないと思ったら、これは故意です。そういうことを日本の国家権力、国家組織がやっちゃった。国会に提出して成立させようとした。これ本当に日本の統治機構の戦後の最大の汚点だと思いますよ。

 それは何かというと、人の命を一顧だにしないという意味においては薬害エイズ事件と同じだと思う。ただ、薬害エイズ事件は厚生労働省の閉じられた世界で不作為で行われた。これは、大臣の了解をそれぞれ取って、与党の党内での了解を取って、閣議で決定されて国会に提出されてるんです。厚生労働省の一部の職員がやったっていう話じゃない。日本国政府がそういうことをやろうとした。許されないことが起きてるということです。

 なので、私は、ぎゃあすか言うだけのばか知事だと思われてますけど、ここからの仕事は国会の仕事です。こんなことが行われて、修正などで済むかということだと私は思いますし、今申し上げたように、そもそも現行の数字ですら相当高い。これを本当に上げるのか。

 もうはっきり言いますよ。はっきり言います、もう。高校の無償化に向けて、無償化までいかないけども、総理が予算修正を表明されましたけど、そこにかけるお金と治療の断念を回避するために必要なお金と、どっちが優先なんですか。高校の授業料が下がることを望まれてる方、歓迎される方は多いと思います。でも、その方々にだって、こういう改正をしなくていいように、用意したお金をこっちで使わせてくださいとお願いすれば理解されると思いますよ。経済的負担の軽減、お金の話と、お金がなくてできる治療を断念して寿命を迎えなければいけない話と、どっちが優先なんですか。答えは明らかでしょう。そういうことです。

 ともかくこんな引上げをすべきじゃないということ、そして、この間のプロセス、私は何度も言うけども、国民の生存権の侵害かつ国家的な殺人未遂行為、これがいかなるプロセスで、誰が了解して、やるべき仕事を誰がやらずに成立寸前まで来てるのか、責任を取るべき人間は誰なのかということを、国会審議を通じて明らかにしてもらう。そして、こういうことが起きた以上は、政府を信用できないということで、法律事項として定め直す。この3点が必須だと思います。以上です。

 

○山陰中央新報:分かりました。人命に関する強いお言葉だと受け取りました。

 

○丸山知事:あのね、我々、今治療してる人だけじゃないんです。みんなが殺されかけたんですよ。私だってそういう治療を受ける可能性がある。みんなだってある。これは他人事じゃないんです。今治療してる方だけじゃないんですよ。これから治療を受ける可能性がある全ての、間違いなく全ての国民にその可能性がある。一部の人じゃないんです。可能性としては、全ての国民がこういう目に遭おうとしたってことですよ。ということで、事の重大さを理解していただきたい。

 曽田さんが殺されそうになったっていうのと同じなんですよ。曽田さんの奥さんが、子どもさんが、お父さんお母さんが殺されそうになったと同じだと思って、この問題、捉えなければいけないと思いますよ。誰もが世話になり得る制度なんですよ、医療保険って。はっきり言いますよ。ちょっと気持ちだけ、あと3分だけ。

 保険っていうのは、自分に生じる不幸を、不幸が発生したときに、その損害を抑える制度なんです。そのために月々保険料払ってるんですよ。でも、医療保険というのは保険料だけでは賄わずに、自己負担、今、3割ですね、大体、現役の人は。3割の自己負担を治療を受けたときに払う。ということはどういうことかというと、3割の自己負担の制度に高額医療の制度があって、そこが高過ぎて使えないってことは、これまで保険料を納めてそういう治療を受けれる権利を使えないってことなんですよ。何のために保険料を払ってきたんだと。いざというときに保険が使えない、治療が受けられないって、国民皆保険が壊れてるんですよ。国民皆保険って、みんなが医療保険に入って、病気になっても治療を受けられる、日本の誇るべき制度が、政府の手によって瓦解しようとしてる、そういうことですよ。何のために保険料を払ってきたんです。保険あってサービスなしですよ、保険あって治療なしですよ、こんなのじゃ。保険の意味がなくなっちゃう。と思うので、医療保険の制度上やっちゃいけないこと、テクニカルに言ってもやっちゃいけないことだということです。すみません。

 

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。

 

○共同通信:共同通信の白神といいます。

 高額療養費制度のところなんですけれども、確かに知事のおっしゃってるように、全国のがん患者の方々も、これ引上げになると治療困難だというふうに訴えていらっしゃって、命に関わる問題だと思います。

 政府のほうでは、この上限引上げによって現役世代などの保険料負担を軽減する狙いがあるというような説明をしているようですけれど、何を大事にするか、命を大事にするかと、いろいろあると思いますけれども、知事のお考えとして、現役世代の方々の負担との兼ね合いみたいなもののお考えをお伺いしてもよろしいでしょうか。

 

○丸山知事:すごい何か政府の説明には違和感がありますよ。もともと岸田政権の下で実施されました異次元の少子化対策というのは、結果的に新しい社会保険料を設定をして財源を確保していく、つまり社会保険料を上げていくという判断をされたわけです。さらに、それの財源を捻出するために今回の見直しがされているという状況ですから、片方で上げといて、こっちで、人の命に手をかけてまで上げれないって、何でこっちを上げて、こっちを上げるのは人の命に手をかけてまで気にするのかっていう、この違いは一体何なんですか。こっちでは負担をお願いしますといって上げておいて、こっちは上げちゃいけないからって、もう本当に何か、言ってることが真逆なことを平気で言ってるということが一つ。

 私は、大本の問題としては何かというと、異次元の少子化対策のときも申し上げましたけど、そういう新しい社会保険料をつくるとか、そういう無理な財源捻出をするんじゃなくて、ちゃんと利益を出していって、応能負担、負担する能力のある大企業にきちんと、法人税を引き上げるでも何でもいいんですけど、そこで財源、負担能力のあるセクターに財源負担を、そこから財源を捻出するということをしないからこういうことになってるということだと思いますよ。いや、だから、子育て支援で児童手当を拡充してもらってますけど、そのためにがん患者さんとか、がん以外の多分難病の方も、高額な薬剤とか、高額な治療を受けないといけない方々の命を奪うようなことまでしてやってほしいって、国民が思ってないでしょう。そんなことをなさるなんて、そんな受益を受けてる方々からしたって、えっ、そんなことまでしてやってんのっていうことだと思いますよ。もう3,000円、4,000円の引上げにしたって、先ほどちょっと言いましたけど、高校の授業料を引き下げるとか、そういう、そこに出すお金はあるのに、何でそこに医療費のところにお金を入れないんですか。お金あるじゃないですか。そこに使うお金とこっちに使うお金と、どっちが国民にとって必要かっていう判断をするのが政治でしょう。

 国民が、いや、何度も言いますけど、今治療を受けてる人の話だけじゃないんですよ。これから治療を受けるかもしれない全ての国民の皆さんが治療を断念しなければいけないという、そういう選択を迫られるようなことをやってまで、そっちをやってほしいとか、こんなことやってほしいって国民が望んでるんですか。3,000円、4,000円だったら負担していいって言ってくれるかもしれませんよ。3,000円、4,000円だって、高校にこれから充てようとするお金、どこから出てくるか知りませんけど、そのお金を充てることはできないんですかと。法人税を引き上げる、今年、税調が、自民党税調が書いてくれてますけど、そういうことを使ってやるとかできないんですか。

 人の命に手をかけるって、一番最後の最後、どうしてもっていっても、それでもやっちゃいけないことじゃないんですか。だって、今の値段だって、今の水準だって相当高いですよ。皆さん、今の制度でも、この制度を使うことになって1年間の先ほどの数字、負担するの大変ですよ。ローンの支払い、止まるかもしれないですよ。ローンの支払い止まって競売にかかるかもしれません、家を替えなければいけないかもしれない。子どもさんの学校、やめてもらわなければいけないかもしれない、そして自分の治療をやめなければいけないかもしれない。そういうことを強いてまで、そういうことにならないようにするところに最優先にお金をかけるっていう判断、またはそのお金を負担してもらうっていうことを説得するということがなぜできないのかと。何でそんなこともせずに、国民の首に縄をかけるようなことを平然と日本国政府はできるのかということを聞いているんです、政治を含めて。

 いや、自分が了承してる内容がそういう深刻なことを含むってことを分からずに了解してるんだったら、それは、そんな説明しかしなかった人を首にしなければいけない。こんな内容だと知ってたら私は了解しなかったというんだったら、そんな説明しかしなかった人を首にしないと、同じことを役人は続けるぞ。

 ともかく、今後の再発防止も含めて、このプロセスは一体いかなるプロセスでこんなことになってるのか。本当に国民を死に追いやるようなことをなぜ日本国政府が取ったのかということの検証をしてくださいって感じです、本当に。誰が指示したんだ、誰が了解したんだ、何でこんなことをしたんだ。本当、政治の一大テーマだと思いますよ。また違うとこで同じことをやりますよ。今回、少数与党でたまたま止めれましたけど、こんなことを、もう役所がやるようになっちゃってるんですよ、役人が。

 私はもう、私、もう正直言って、何かこんな仕事をさせられる世界になるんだったら、もう本当、選挙に出てよかったと思う。私も転職組ですけどね、6年前。私は、でも、こんな仕事、今回のこの制度改正に関わるなんて、私はもう、とても耐えられないですよ。給料もらうためにこんなことを。

 私は、みんなが喜んでやってないと思う。でも、何でこんなことをやるはめになったのか。仕組みの問題なのか。私は仕組みの問題がないと、こんな多くの関係者が了解しないとできないことをできないと思う。誰か一人の個人的な邪悪な気持ちでやった行為で実現できない。システマチックに、なぜこんなことが。私からすると、本当、国家的殺人未遂です。国家的殺人未遂をなぜ国家がやろうとしたのか。これは本当、政治記者の皆さんが、政治なのか分からないけど、一大テーマですよ、本当に。野党の皆さんだって、修正がどうだこうだってレベルじゃないですよ。思いませんか。何かおかしいかな。

 私、本当、衝撃です。日本国政府って、こんなことするんだ。私、何か、夜もおちおち寝てらんないみたいな感じですよ。だって、新聞で報道されて、患者団体の皆さんと今回、立憲民主党の皆さんが頑張られたから何とかなってるし、少数与党という状況が昨年生じたからこうなってるけれども、少数与党でなかったら、これがすすすっと進んで実現してたかもしれない。その恐ろしさをやっぱり身にしみて国民は感じなければいけないですよ。そういう、我々が負託を受けて税金を拠出して運営してる組織が、我々に牙をむいてくる。恐ろしいことが起きてる。と私は受け止めてます。

 そういう政府の説明はありますけど、説明になってないですよね。そのほかにやることはなかったんですかと、何もしないから単純に上がるんでしょうと。このことに手をつける前に、やることはなかったんですかと、私はそう反論しますね。高校に今回かけるお金をかけるわけにいかないんですか。そっちのほうが大事なんですか。恐らく患者団体の皆さんはそう思われてると思いますよ。ものが言いにくいだろうから私が代わって言いますけど、普通そう思いますよ。そっちにかけるお金があるんだったら、何でこっちで使ってくれないんですかと、そう思うでしょう。

 もし私がそういう立場だったらそう思うし、自分の子どもとか自分の親がそういう立場だったらそう思う。それは、今そうじゃないだけで、そうなる仕組みを、皆さんがそういう目に遭う可能性がある仕組みを政府はつくろうとしたんですよ、恐ろしいことに。ということです。

 

○共同通信:ありがとうございます。

 

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