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2月7日質問項目4

4.埼玉県下水道管に起因する道路陥没事故
○NHK(内野):先日、埼玉のほうで下水道管の破裂が原因と見られて、道路が陥没するという事故がありましたけれども、島根県内でも各自治体のほうが点検だったりに取り組んでいるという報道もありますけれども、県としてはどのように対応していくおつもりでしょうか。

 

○丸山知事:これまでの取組状況でいうと、平成27年の11月に施行された下水道法、下水道法が改正されて、その改正された下水道法で、腐食するおそれが高いとして国が定めた基準に該当する下水道施設については、5年に1回以上の点検を行うということになってます。県では、この法改正以前から全ての下水道管渠、管ですわね、を対象にして、管渠だから末端じゃなくて集める管のところを対象として5年に1回の点検を行っておりまして、腐食の著しい管渠は内面ライニング工法というやり方で補修を実施をしております。直近というか最近の5か年の点検の中では、部分的に修繕する必要箇所というのはありましたけれども、緊急的な対応を要する損傷というのは見られなかったという状況であります。

 今後の事故を受けた対応としては、まず当然、定期的な点検で劣化状況を確認しながら必要な維持管理を行っていくということですし、埼玉県でも当然こういう対応をされていながらああいうことが起きたということなので、今回の埼玉で、今回の下水道管の損傷の事前に見抜けなかった原因みたいなものが確認されると、さらにこういうことをやっていこうということがまとめられるというふうに思いますので、そういった今回の事案を基に出てくる教訓なり対策というものを、政府から示されると思いますけど、それを実施をしていくという考えであります。

 あと、これは道路上で起きてるということも含めて、道路管理者としては、当然道路パトロールでこの路面の状況は確認をしておりますし、5年に1回の頻度で専用の計測車を使用して、路面の形状、ひび割れとかくぼみを調査をしておりまして、今回の事故を受けて、幹線の下水道管を埋設している区間について重点的にパトロールを行っていく予定にいたしております。以上であります。

 

○NHK:分かりました。ありがとうございます。

 


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