1月24日質問項目1
1.萩・石見空港東京線
○山陰中央新報:山陰中央新報社の原です。よろしくお願いします。
冒頭、羽田ー萩・石見空港便についてなんですけども、国交省から羽田発着枠政策コンテストにおいて萩・石見空港便の1日2往復を2029年3月まで継続するとの発表がありました。既に知事からコメントはいただいているんですけども、改めてこの継続が決まった受け止めをお願いします。
○丸山知事:高速道路の整備がまだ進んでいない、県西部の中でも、この石西の地域の皆さんにとりまして、東京に直接アクセスできるこの羽田便というのは大変貴重な高速交通でございまして、これがやはり1便ですと、どうしても行くにも来るにも時間帯がどっちつかずで非常に使いにくいというところが、1日2便になることで大変便利になると。1が2になるというよりは、1が4になる、5になるというぐらい便利になるわけです。これが相当の期間、今、原さんがおっしゃった期間、ある程度余裕を持って継続を決めていただいたということは大変、島根県の西部地域、益田、また鹿足、そして三隅を含めた浜田の皆さん、この石央、石西の皆さんにとりましては大変ありがたいことだというふうに思っております。
さはさりながら、毎年毎年チェックをされるという状況、制度でもございますので、県として地元の協議会の皆さんと一緒に立てております搭乗者数の目標の達成に向けて、必要な支援を講じていきながら、また、並行して進んでいます高速道路の整備を進めることで、利用可能な、また周遊可能なエリアを拡大していくということを含めて、直接的な運航、乗客、利用者の皆さんに対する支援に加えて、周辺のハード整備といったところも含めて、空港を利用しやすい環境整備も含めて、県としてこの羽田2便が維持できるように取り組んでいきたいと思っております。
これは、今回の結果をいただきましたのも、地元の関係市町、また経済界の皆さん、県民の皆さんの御協力のおかげですし、山口県の皆さんにも御協力をいただいております。また、県選出国会議員の皆さんにも御理解をいただいて、御支援いただいておりますので、関係の皆様の御尽力に心から感謝を申し上げるところでございます。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
継続は決まったとはいえ、萩・石見空港をめぐる課題というのは引き続き生じてるのかなと思ってまして、先ほど知事おっしゃった搭乗者数というところに関しては、目標がなかなか達成できてない状況というのが続いとって、やっぱり2024年も目標15万人に対して12月末時点で10万5,000人と、達成は難しい状況となっているかと思います。
改めてになるんですけども、羽田ー萩・石見便をめぐる課題というのは、知事もこれ、どのように捉えていますでしょうか。
○丸山知事:いや、今おっしゃったとおり、搭乗者数を確保していくこと、それは、羽田便を使って県民の皆さんにより利用していただくということでもありますし、羽田経由で多くの関東圏の皆さんに来ていただくということでもありますので、観光の振興ですとか周遊観光を進めるとか、そういった搭乗者数の増加に向けて取り組んでいかなければいけないということであります。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp