１．公共交通機関通学時利用

○山陰中央新報：山陰中央新報の高見です。よろしくお願いします。

　公共交通の関係をお伺いさせてください。

　一畑バスが廃止を検討しておられる路線を使う高校の生徒さんが、最低でも７１人はいるということが教育委員会側の取材で分かったんですけれども、なかなかここへの支援というのは県としてもＰＴを開いてやっておられたりとか、今後検討しておられる材料のところだと思うんですが、国の予算編成の中でも、雇用に向けた支援であるとか、二種免許の取得支援とかをやられるというところなんですけれども、運転手不足とか路線の維持につながるかどうかというところは不透明なままなんですが、県として、改めてどういうふうに関わっていかれるか、主体的な動きのところをちょっと伺えますでしょうか。

○丸山知事：個別の路線の問題については、松江市のほうで検討していただいているというふうに理解しておりますので、まずそれを見守っていきたいというふうに考えております。

　運転手の不足というのは、これはバスに限らず、タクシーでもありますので、そういったことに対する支援というのは、資格取得の支援ですとか、そういったものに取り組んでいっているところでございまして、そういったこととともに、基本的には人手が足りないということについては、今の仕事の中身と待遇、それから給与がバランスが取れているというふうに評価されてないという側面も多分にあると思いますので、そういったことが実現できるような、賃上げを加味した様々な制度設計といったものを考えていかなければいけないんじゃないかというふうに思っているところでございます。

○山陰中央新報：ありがとうございます。