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12月13日質問項目1

1.JR西日本株購入
○山陰中央新報:山陰中央新報社の原と申します。よろしくお願いします。

 岡山県真庭市のJR西日本の株式購入について、ちょっとお尋ねします。

 JR姫新線が通る岡山県真庭市の太田市長がJR西日本の株式を市として購入する方針を表明して、全国の自治体にも購入を呼びかけるとの考えを示しました。この動きについて、知事はどのようにお考えでしょうか。

 

○丸山知事:行政としての働きかけ以外に、株主として働きかけるという新しい視点での取組だというふうに思っておりますけれども、たしか上場株式の時価総額が1兆5,000億ぐらい、JR西日本の場合、ありますので、例えば重要議決事項というのは3分の2の議決が要りますから、それを拒絶するにも3分の1の議決が要ります。そういった経営の大きな、3分の1を確保して重要事項に対する拒否権を持つ、それから半分を確保して多数決を確保するという見方と、3分の2で、会社の解散とか、非常に大きな事項を決める3分の2を確保するという、段階が3つあるわけですけども、3分の1だけでも5,000億ぐらい、5,000億超かかるわけでありますので、何をどこまで目指してどういうふうに取り組むかという意味でいきますと、なかなかコスト、株式の取得ということに財政資金を投入するということについて、様々な財政需要がある中で、そういったJRの株式という財産を取得することについて、県民の皆さんの理解がどれぐらい得られるのかというふうな課題というのは当然あると思いますので、直ちに取得していこうというふうな判断ができるというお話でもないのかなというふうに思うところであります。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 

○丸山知事:当然、JR西日本に対しまして、路線の存続なり、地方路線の存続に向けて最大限、いろんな工夫をしながら働きかけをしていかなければいけないという問題意識については、真庭市長さんと同じ認識でございますので、同じ考え方でローカル線の維持に向けて頑張っていきたいというふうな認識でございます。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 

 


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