８．北朝鮮による衛星打ち上げを目的とする弾道ミサイル技術を使用した発射事案

○山陰中央テレビ：すみません、山陰中央テレビの安部と申します。よろしくお願いします。

　すみません、もう知事、コメントも出されていると思うんですが、昨晩、北朝鮮による弾道ミサイル技術に関連した発射事案がありました。コメントでも出されていますけれども、改めてこういう北朝鮮の行動に対する所感と、県としての姿勢というのを教えてください。

○丸山知事：安保理決議違反ですので、こういうことを繰り返さないように、国際社会で連携して、政府が強い圧力をかけて、こういうことが繰り返されないようにしてもらうということが必要だということが第一であります。

　島根県も漁船ですとか、ＥＥＺ内での経済活動をしておられる漁民の皆さん、たくさんおられますので、そういった意味でも具体的な脅威になりますし、政府にそういう対応をきちっとしてもらうということに尽きるんじゃないかというふうに思います。

　ある意味、ここで島根県のオリジナリティーみたいなものはあんまりない。共通の、多分、都道府県知事の認識だというふうに思いますけど、とりわけ沖縄県の場合は、衛星といった場合に、赤道に向けて発射してきますから、度々こういったＪーＡＬＥＲＴの発動地域になるということで、沖縄県民の皆さんというのは本当に影響、直撃されておりますので、本当にこういったことが繰り返されないように、国民の皆さんが、昨日、夜中でしたよね、安心して生活できる環境をつくっていくということを、国交はないですけど、いろんなルートを通じて、また国際社会としての連携をすることで、北朝鮮側に、こういったことをすることが自国の利益にならないといった環境をつくっていくということを通じて、こういう行動が繰り返されないような状況をつくってもらうというふうに、政府に努力をしてもらいたいということであります。