５．観光シーズンとインフルエンザ

○ＮＨＫ：ＮＨＫの猪俣です。お願いします。

○丸山知事：お願いします。

○ＮＨＫ：今夜は、出雲大社で神々を迎える神事が行われるなど、今、神在月の観光シーズンを迎えてまして、５類移行後、初の神在月のシーズンということで、結構県外からもう既に多くの方がいらっしゃってると思うんですけれども、今、状況、にぎわいとかを見てみて、知事として観光業のにぎわいをどういうふうに見てらっしゃるのか、あるいは期待といいますか、今回のこのにぎわってるところへの期待ということを一つ伺いたいと思います。

　もう一つございまして、一方で、インフルエンザの人数が警報レベルに近づいているというところ、あと、全国的に増えてるプール熱、子どもに発症してるプール熱も、何かもう島根県で見ても２０１６年ぐらいの、ぶりの何か今、高さというか、数値も出てきているということで、ここら辺の警戒といいますか、注意呼びかけみたいなものがもしありましたらお願いします。

○丸山知事：陽暦での１０月が神在月ですし、陰暦でいうと、これからが神在月ということになりますので、そういった全国、出雲地方以外は神無月という中での神在月ということの、その地にそのタイミングで訪れてみようという形で多くの皆さんが、特に全国から御来訪いただいているということについては、大変、やはり、ほかのところでまねできない、オリジナルのいわゆるコンテンツですし、そういった意味で、本日が神迎えの神事が稲佐の浜と御本殿で執り行われるということで、そういった意味で、またさらに、その模様が恐らくメディアを通じて映像でも展開されるというふうに思いますので、そういった神在月の、神々が集われる、まさにそのタイミングでさらに広く知っていただいて、ちょっとこれから寒くなってきてますけど、さらに多くの方々に訪れていただけるように、県としても観光事業者の皆さんと共に取り組んでいきたいと思いますし、人手不足とか、いろんな課題があろうかと思いますので、そういった課題の解決に向けて、これまでの政策を展開をしていくことや、来年度の当初予算に向けて、課題解決に向けた政策の検討をしていきたいというふうに思っているところでございます。

　いろんな感染症の話につきましては、人との往来でというよりは、インフルエンザはコロナと違って症状が出る前に人に感染させる力はありませんので、そういう意味では、症状が出た後にそういう行動を控えてもらうといったことなどを通じて伝播の抑制は、コロナに比べればしやすいものでありますので、そういった場所場所での体調不良者の状況などを見て、各所で感染が広がらないような対策を講じてもらって、学級閉鎖とか事業所の急な縮小とか、そんなことがないようにしてもらう努力を重ねてもらうということに尽きるんじゃないかというふうに思っております。

○ＮＨＫ：ありがとうございます。