• 背景色 
  • 文字サイズ 

11月22日質問項目12

12.松江西高等学校答申

○山陰中央新報:山陰中央新報社の白築です。お世話になります。

 教育の関係でちょっと追加でお尋ねしたいと思ってまして、松江西高の新学科の設置をめぐって、県の審議会のほうは、先日、認めないという方針をまとめて、知事に対して答申をしてらっしゃると思うんですけども、教育課程の内容等がちょっと問題視というか、されてまして、この答申を受け取った知事としての所感が伺えればと思います。

 あわせて、2点目で、現在、法人側と教員側で裁判も含めて対立が続いている状況があるかと思うんですけども、答申だと、その点も補足で指摘はされてまして、この両2つのところで、今の知事のお考えが伺えればと思います。

 

○丸山知事:答申は、一定の方向性を示されて、そういうふうにすることが適当だというか、私が諮問して意見を聞いた結果はそういう結果でありまして、その内容を精査し、また、県として確認をした上で判断すべきだと言われたこともありますから、そういう確認作業もしながら、その結果を通した内容と確認結果を踏まえて判断をしていくということでありますので、今の段階でどっちにするとかっていうことについて申し上げるタイミングじゃないというふうにも考えております。

 それから、どちらかというと、答申の中で問題になったのは、裁判があるからということよりは、退職者が増えて、今おられる生徒さんも含めて、教育を提供するサステーナビリティーというか、今の状況が継続できるか、新しいカリキュラムが実際できるかという意味での疑念があるという、いわゆるマンパワーとしての確保の問題だったというふうに思いますので、裁判が起こされてるから認可が適当じゃないとか、裁判で争ってるから駄目だと、裁判自体を起こすこともできるし、争うこともできることだと思うので、それをもって直ちにということじゃなくて、どちらかというと、今は基準を満たしている教員数が満たせなくなるような離職が、新しい学科設置によって発生をするとなると、それは不認可をしなければいけないんじゃないかと、そういう指摘じゃなかったかというふうに思います。ですので、それは状況を確認すべきだという指摘をいただいていますので、その確認を今やってるところです。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp