５．知事公舎
○日本海テレビ：日本海テレビの高井と申します。

　知事公舎の一般公開なんですけれども、改めて公開に踏み切った理由と、来年度以降の利活用というのはもう進んでますでしょうか。

○丸山知事：来年度以降は利活用しないですよ、もう廃止するんだから。

○日本海テレビ：売却で、もう方針決定。

○丸山知事：いや、今は県庁の中で用途、他の利用がないかどうかということの確認をしてます。一般公開をやる理由は、県民の皆さんから中を見てみたいという声が寄せられてるから、それに対応するということです。

　私邸部分は、これまでは貸出しの対象から外してました。それはなぜかというと、私は入りませんけど、私より後の知事が入られるということを想定すると、警備上の問題が、間取りを全く第三者に知らせてしまうということに警備上の問題があるので公開しなかったですけども、もう使いませんので、入居することはないので、全体として公開して問題ないんじゃないかということで、私邸部分も含めて見ていただけるように準備をしております。

○日本海テレビ：ありがとうございます。

○朝日新聞：朝日新聞の垣花です。

　知事公舎の件なんですけれども、今、庁内で利用できることがないか検討中ということですけれども、この一般公開は利活用をするために一般公開するとかいうことは関係なくて、県民の見てみたいという、ただそういう声にお応えするということですか。

○丸山知事：そういうことです。

　ただ、人が住むことは想定しないということですよね、利活用の方。そんな感じ。一般的に、用途廃止した建物だったり土地というものの利活用方法って、手順が決まっていて、売却というのは、他の用途がないという確認をしたときにやる。ただ、あの場所でやらなければいけない県の用途として、ばっちりくるものがあるかどうかというのは大変微妙ではありますよね。

○朝日新聞：将来、売却を見据えて、こういう建物ですよというふうにお見せするということではなくてということですね。

○丸山知事：それは全く、いや、結果的にそういうふうになることがあるかもしれませんけど、どうでしょうか、あの建物をそのまま使うというふうに判断されるかどうかということも含めて、入られて見られたほうがいいかもしれませんよね、ちょっと老朽化が進んでいますので。築年数は大分ありますからね。だから、売却するためにということではなくて、県民の皆さんに、これまで住居スペースだったりにして、一般に県民の皆さんに出入りしてもらう公共施設ではなかったので、いわゆる公用施設ですよね、公の用に供する施設なので、不特定の県民の皆さんが入れるという形ではなかったですけども、廃止して、いずれなくなってしまうという前に見ておきたいという、そのまま使われるかもしれませんけど、そのまま売却して個人が買われたとしても、そしたら閉まってしまって入れませんから、いずれにしても県有施設または県知事公舎の形態を残す中で見てもらうというのは、もう時間が限られているので、今年度末には廃止なので、そういうことです。見せてもらいたいという方に見てもらえるようにしようということです。いいですか。