10月26日質問項目4
4.JR利用
〇山陰中央新報(白築):JRの利用について、ちょっとお尋ねできればと思うんですけども、10月の18日にあった利用促進のPTの中で、県の協議会が設けてる駅周辺での会議の会場費助成の申請が1件にとどまっているような報告があったかと思うんですけども、この現状への受け止めと、何か追加で対策を講じるようなお考えがあれば、伺えればと思います。よろしくお願いします。
○丸山知事:いや、もう会場費の助成、3分の1やってますから、これ以上助成するなんて考えられないでしょう。これでもう何か、数が少なくて要らないっていうんだったらやめますよ。別に助成がなくたってやっていくんだったらそれでよし、助成の内容としては、だって十分な内容だと思う。それで利用がないんだったら、ニーズがないということだから、やめればいいよ。ただ、この助成がなくたって、民間の皆さんに協力してもらわないと利用促進なんかできないんだから、それは協力せないかんと。協力しなくていいという話じゃない。減便のときとか、何か問題が起きるときだけ路線維持してくれとかっていって言ってくるんじゃ、話になんないよ、企業の皆さんも含めて。協力は求めていきますけど。じゃあ協力してもらうために、それを促進しようと思って制度を準備してるけど、それが利用が少ないんだったら、やめるかどうかということでしょう。だって、会場費の2分の1とか3分の2とか助成できないでしょう、JRを利用するからといって。3分の1が限度じゃないの、普通に考えて。その措置が手薄だから利用できないとかって、そんな話でもないでしょう。
使いにくくなってるというとこがあれば、それは改善していきますけど、補助率を上げてどうこうするって話じゃないと思う。補助率の水準としては別に悪くない。もともとこんなこと、補助制度なくても別にやりますっていうとこもあるかもしれないし、どういう理由で少ないのかというのはちょっと確認しなければいけないけど、補助率を引き上げて、1しかないから2にするためにお金をたくさん使いますなんて、そんな行政しませんよ、私は。メンツのためにやってるわけじゃないから。利用者を増やすためにやってるんです。利用者を増やすために、その制度が空振ってるんだったらやめるってことじゃないですか。だから、私は、1しかないから、むきになって補助率上げるとか、そんなことはしません。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
○丸山知事:でも、経済団体も、特に全県下でやられる会合は、商工会議所連合会、それから商工会連合会、いずれも大体西部に行く最終便の特急に参加者が間に合うように初めて終わらせるというふうな努力は、このこういう制度を組む前からやられてますよ。総会やって、講演会やって、そこで意見交換会やって、7時ぐらいまでに終わらせて、たしか7時半ぐらいかな、西部に向かう、益田まで行く特急に間に合うようにマイクロバスなんか手配して帰ってもらうというようなことができるように、経済団体の方は、この利用促進の話が出る前からやられてますんで、経済団体の皆さんは意識的にやってもらってると思います。そのほうが実際、車での行き来を前提とすると、実際、意見交換会でアルコールを飲んでもらえませんからね。やっぱりせっかく会費を出してもらっているのであれば、アルコールもたしなんでもらって帰ってもらえるようにするっていうふうな気遣いをされていますので、そういう協力を、夜だけじゃなくて、昼間もしていくということじゃないかと思います。
そういう、行政も取り組みますし、経済団体とか企業も取り組んでいただかないと利用者は増えませんので、幅広く利用を呼びかけていく。この補助金を使ってもらうということが目的じゃないので。乗ってもらえれば、別にこの制度、使っても使わなくてもどっちでもいいですから。そういうスタンスで臨んでいきたいというふうに思ってます。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
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