9月28日質問項目7
7.年収の壁
○時事通信:時事通信の勝又です。よろしくお願いします。
年収の壁についてお伺いします。政府が昨日、年収の壁に関する支援強化パッケージを決定しまして、10月から企業に助成金を支給する制度が導入することとなりました。こうした政府の就労促進だったり、人材確保に向けた政策への受け止めを、お考えですとか、お願いします。
○丸山知事:いいことだと思いますね。これは去年の秋か冬ぐらい、県議会で岩田県議が指摘されましたけど、やっぱり最低賃金が上がると、最低賃金の余波だったり自発的な賃上げで時給が上がっていくと、壁に当たる時間が早く来ちゃう。だから、結局、労働抑制が起きちゃうと、人手不足の中で賃上げをして人を確保していこうと思ってやってるのに、結果的に労働抑制、時間調整に入っちゃって、年末に人が出てこれないっていうか、働きたくないっていう方がたくさん出てきて、人繰りが回らないみたいなことが指摘されていたので、なので、これはもう10月の段階で最賃が引き上がるというタイミングでちゃんと措置を決めて、10月からやっていこうというのは、現場から上がってる問題点の指摘に対応されたタイムリーな対応だと思います。
やっぱり基本的には、こう上がって手取りが増えていくところが、ぐっと下がって、また上がるのかな。これを、こうこうこうなるところを、こう補助金で埋めましょうと。だから、こうこうこうなのかな、新聞の報道によると。それをすることで、言ってみれば、あれ130万円だっけ、130万円の壁、106万円だか、ちょっとその壁のところをまず抜けてもらって、そして、その壁が気にならないぐらいの、こういう世界でいくと、こっちの世界ぐらいまで働かれたら、もう、要するに、こうこうこうのこっち側ぐらいまで労働時間を増やしてもらうっていう橋渡しがどうしてもやっぱり要るんだと思うんですね。なので、ちょっといっときの間は多分横ばいになっちゃうと思いますけど、多分そこを一定時間を超えると、手取りが増えていくっていうとこになると思うんで、それで、労働時間の抑制をせずに働いていただくっていう、より積極的に、問題を除去するだけじゃなくて、労働時間、一人一人のパートや臨時形態の就業者の方の年間の労働時間が増えていくっていう意味で、労働力不足の軽減につながるいい措置だと私は思っています。
○時事通信:ありがとうございます。
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