４．島根原発
○ＮＨＫ：ＮＨＫの三井です。よろしくお願いします。

　私からは、原発２号機の件について伺いたいと思います。再稼働の時期が来年８月というふうに示されました。まず、これについて知事としての受け止め、それから、それまでの県としての準備しなければいけないこと、課題など、そういったことを伺いたいと思います。よろしくお願いします。

○丸山知事：いや、時期が早いとか遅いとかっていう感想は、私にはないです。彼らは事業者として、まず安全対策工事がまだ継続中ですし、今、使用前確認の申請をされたところですから、そういう確認を受けなければいけないし、事業者としての検査もしなければいけない。そして、保安規定ですね、ソフトというか、オペレーションとしての保安規定の認可のまだ最終盤でございますので、この関係者である原子力規制委員会には厳正な審査を、事業者である中国電力、また発電所の皆さんには、そういった審査に対して、指摘された事項に対する迅速的確な対応をしてもらうということ、工事については、抜かりなくやってもらうといったことなど諸準備を、８月末というのは計画でありますけども、そういうもろもろの準備がちゃんと終わって始めてもらうということが前提ですから、スケジュールありきではなくて、やらなければいけないことがまだたくさんおありですから、そういったものが滞りなく万全に進めていけた段階でそういうことをやってもらうということをお願いしてるところであります。

○ＮＨＫ：では、８月というところですけれども、県としてのこれからの対応で何か、変えていくところは特にこれといったものはないと思いますが、それまでの県としての対応など伺えたらと思います。

○丸山知事：状況に応じてになりますけど、今後、燃料の装荷や原子炉起動など、運転開始までに必要なタイミングで必要に応じて職員が立ち会う。それから、機器の操作や検査などの状況を確認するなど、そういった内容を、タイミングを見ながら、安全協定に基づいて実施をしていきたいというふうに考えております。