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9月5日質問項目9

9.内閣感染症危機管理統括庁
○時事通信:時事通信、勝又です。

 感染症についてお伺いします。

 今月1日に内閣感染症危機管理統括庁が発足しました。知事、これまで政府の新型コロナ対応について様々御発言されてきたと思いますけれども、この統括庁発足も含めた今後の政府の感染症対応について、求めることなど、期待することなど、あればお願いします。

 

○丸山知事:次の感染症というよりは、今はある意味、9波ですよね。9波の状況をちゃんとモニタリングして、マネジメントしてもらうということが一番の仕事じゃないかと思いますので、内閣の司令塔というのは、片仮名の司令塔はあまりうまくいってない実績があるから、そんなことにならないように、せっかく庁をつくったんだから、庁をつくって司令塔ってなると、総点検しなければいけないとか、そんなことにならないように頑張ってもらいたいということですかね。

 まずは足元の、客観的な数字で定点観測になったところで、感染拡大が、ピーク過ぎたのか分かりませんけど、べたなぎの状況じゃないわけですから、各地がどんな状況になってるか、今の対応でいいのかどうかということを常に考えなければいけないタイミングでしょうから、早速仕事をしていただくということじゃないかと思いますし、9月以降をどうしていくかということも、あそこの仕事なのかどうか分かりませんけど。だって、あそこがやるんでしょ。次の感染症からっていうことはないよね、多分ね。新種が出てこないとやらないのかな。新型コロナのうちは、うちじゃないですとかっていうことになるのかな。そんなことないよね、多分ね。だから、今の感染症、今のコロナの9波と言える状況の対応と、当面の措置として決まっているものをどういうふうにしていくか。報道で言われているような大幅な圧縮をするのか、知事会がそれはちょっと早計じゃないかと言ってるような話とか、医療界の話を聞いていただいて、適切な判断をしてもらうという必要があると思いますけど、何せ今まだ、昨日なんか東京は、東京消防庁は救急車が足りませんとアラートを出してるぐらいの状況なので、足元で起きてる状況も含めて、冬が今回と同じ程度で収まるのか、収まるというふうに見立てるのか、収まらないかもしれないというふうにシビアに見て対応するのか。要するに今回よりも措置を落とせば、同じようなことが起きても、今の状況で済まないということですよね、普通に考えれば。今の措置をしているから今の状況で済んでるということなので、今と同じことが、措置を落としてしまうと、今と同じ状況が起きると、今よりもひどい救急の逼迫、救急車が来ないとか、救急車が来ても搬送先が見つかんないみたいな話が余計ひどくなるという可能性があるわけだから、どこまで楽観的に見るかということなんですけどね。よく政治家の皆さんと相談して仕事をしていただくということじゃないかというふうに思います。

 

○時事通信:ありがとうございます。

 


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