３．処理水海洋放出
〇山陰中央新報（白築）：原発の関係、もう１点、本日、ちょうどニュースにもなっていますけども、福島第一原発の処理水について、政府が海洋放出を２４日に行うことを決めてらっしゃるんですが、これについての受け止めも併せて伺えればと思います。よろしくお願いします。

○丸山知事：総理の会見の中身を拝見すると、福島第一原発の廃炉を進めるために、処理水のタンク、これが支障になっているという状況を変えていかなければいけないということに伴って、こういう表現されてますね、万やむを得ずということなんだろうというふうに思います。

　問題は、関係者の理解なしには、いかなる処分も行わないというふうに漁業者側に出された紙を、紙というか、言葉を守られたのかどうかというところが、メディア上では大きな論点になってますけども、その点については、究極は漁業者の皆さんに対する約束を守れたかという話ですので、漁業者の皆さんがどう受け止められるかと。漁業者の皆さんというのは、全漁連と取るのか、福島県漁連と見るのか、個々の漁師さん全員だと取るのか、これは捉え方があるでしょうけど、そういう、約束を違えてるのではないかということについては、当事者である漁業者の皆さんがどういうふうに捉えられるかということにかかっているんじゃないかというふうに思います。

○山陰中央新報：ありがとうございます。