7月28日コメント1
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○丸山知事:まず最初に、私から2点、コメントを申し上げさせていただきます。
1点目につきましては、知事専決によります予算の編成についてであります。
去る7月8日からの大雨によりまして、1名の方がお亡くなりになられたところでございます。謹んで哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。あわせて、浸水被害等、土砂災害などの被害を受けられた全ての県民の皆様に、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。
本日、今回のこの大雨によります被害への対策を講じるために、知事専決処分によりまして一般会計の補正予算を編成をいたしましたので、御説明をいたします。
今回の一般会計補正予算の額につきましては、1億7,240万円余りでありまして、補正後の予算額は4,874億296万円余りとなるところであります。
続いて、補正項目について御説明を申し上げます。
資料の2ページを御覧いただきたいと思います。1番目の項目といたしましては、被災者生活再建支援事業でございます。被災世帯に市町村が住宅の補修などに係る支援金を支給された場合に、その支援金の一部を県として助成するものであります。国の支援制度は別途ございますけども、被災戸数や被害の程度などの要件がございまして、今回、この国の制度には該当にならないものがありますので、県と市町村で島根県内独自の制度を設けております。これを執行するものでございます。
次に、2番目の項目は、お亡くなりになった県民の遺族に対しまして、法律に基づき弔慰金を支給をするものでございます。
3ページ目を御覧ください。3番目の項目につきましては、大雨によりまして被害を受けられました保育所の復旧を支援するために、施設整備費を支援するものであります。
4番目の項目は、出雲市内の平田高校の法面復旧工事など、県有施設の復旧工事を早急に実施するものであります。
5番目の項目といたしましては、大雨被害の県の支援制度や相談窓口を周知するための広報、これを実施するための経費でございます。
なお、今回の補正予算では予算措置をしておりませんけれども、住居や家財に被害を受けられた方などを対象とした災害援護資金などの貸付けや利子補給などにつきましては、当初予算の中で既に計上しております予算を活用して対応することといたしております。
また、道路、河川などの復旧事業費につきましては、当初予算で枠計上を、予算枠を確保いたしておりますので、当面それで対応し、必要に応じて9月補正での予算措置を検討することといたしております。
島根県といたしましては、被災された方々に一日も早く平穏な生活、事業を取り戻していただけるように、今回の予算を措置しました事業などによりまして、被災された市町村と共に早期の復旧に取り組んでいきたいと考えているところでございます。
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