7月14日質問項目6
6.宮城県独自条例
〇山陰中央新報(白築):ちょうど触れていらっしゃった宮城県の独自条例については、その手法を含めて、それを知事としてはどう受け止めていらっしゃるというか、所感があれば、もう少し詳しく伺えればと。
○丸山知事:気持ちは分かりますけど、なかなか粗削りな条例だと思いますよ。税収ゼロでいいという言い方をされてますけど、だったら、課税行為で企業活動を妨害することを目的としてつくった条例だと言っているのに等しいので、なかなか、独自条例として非常に個性的な条例だと思いますね。普通でいえば、税を払ってもらってやってもらわなければいけないという条例のはずなのに、もし税収ゼロでいいということだったら、立地させないためにつくってる条例なんだって、ちょっと誰が言われてたか、見出しでしか見てませんけど、税制としてはかなり独自な条例だと思いますし、森林でできなければいいということで言葉足りるかというのもありますよね。平地だったらいいんだという話になるのか。いろんな議論がある、最初にやられることの、最初にというか、全国初の多分条例だと思いますから、そんな100点満点のことなんかできないし、でも、何が大事かというと、そんな条例をつくらなければいけないというふうに宮城県知事なり宮城県議会が共通理解をするようになってるというふうな状況が起きてる。これは別に宮城県のオリジナルの事情で起きてるわけじゃないんでしょうから、そういう意味で、今生じてる問題を解消なり軽減していくような取組を、再生可能エネルギーを推進してる経済産業省、資源エネルギー庁になりますかね、なのか、環境省なのか分かりませんけど、そういう役所が今起きてるいろんなトラブルを解消に向かうような仕組みを考えなければいけない。繰り返しになりますけど、そういうことじゃないかというふうに思います。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
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