7月14日質問項目12
12.新しいキーフレーズ
〇山陰中央新報(白築):先日、県議会のほうで、今、知事の背後にある「いいけん、島根県」の関連で、新しいキーフレーズというのが議会側にも示されてるかと思うんですけども、これまでの「自分のサイズで、生きていい。」という県外向けから、今後は県内向けも含めて、良さだったりとか、らしさを発信していくというコンセプトかと思うんですが、改めて新しく掲げられるキーフレーズに知事が込めた思いだったりとか、県民にとって、らしさとか良さって、なかなか漠然とした概念かと思うんですけども、そういったところに刺さるというか、そういった、どういうアプローチを取っていかれるのか、お考えがあれば伺えればと思います。
○丸山知事:自分の認識としては、人を大事にするところだということですよね、言葉どおり。なかなか今は、今の時代、なかなか私ら、昔に比べると大分厳しい時代ですから、働き方も、よくなった部分もありますけど、雇用の流動化も進んでますしね。都会の生活は自由ですけど、大雨のときに周りの人が声かけてくれるというわけじゃありませんから、そういう、決して、東京本社のメディアが我々の良さとして伝えてくれることがないことは、県オリジナルでやっぱり発信していかなければいけないだろうということです。
県民の皆さんに刺さるかどうかというのは、それは刺さらないと広まらないので、刺さりが悪ければ、別のこと、また角度を変えて考えてみるということになろうかと。試行錯誤ですよね。我々の生活の良さをどうやって我々自身が確認し、子どもさん、お孫さんに伝えていくか、また県外の人に伝えていくかというのは、試行錯誤しないといけないと思いますので、これで思考停止ということではなくて、いろんな指摘もあるでしょうから、取り入れるべきところを取り入れて、そんなに何かがらっと変わることはないと思いますけど、捉え方、訴え方として改善の余地があれば、それは改善をしていくということになろうかというふうに思います。
そういった意味では、これまでの取組の中での一つの、これまでの取組の中を改善してきたと、改善をした一つの結果だというふうに思ってますし、これまでのフレーズも当然、完全にやめてしまうわけじゃないです。そういうこれまでのフレーズなりキャッチコピーのほうが届く場面であれば、そういうものを使っていけばいいので。万人に、そしていかなるケースでも刺さるというものがなければ、そういう使い分けもしていくということも考えていけばいいんじゃないかというふうに思っております。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
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