6月9日質問項目8
8.アクアスのシロイルカ(ケーリャ)死亡
○NHK:すみません、NHKの猪俣です。
接点があるかちょっと分からないまま質問して恐縮なんですけども、県西部の水族館のアクアスで長年親しまれてきたシロイルカのケーリャが亡くなったということで、惜しむ声というのが結構聞かれるんですけれども、何かこういった地域の活性化にも貢献してきたシロイルカが亡くなったということで、知事、思うところあれば、そのお気持ち、伺わせてください。
○丸山知事:しまね海洋館アクアスのシロイルカ、ケーリャは、皆さん御承知のとおり、平成19年に大手携帯電話会社の全国CMで、当時、バブルリングですかね、口から輪になるバブル、輪になるリング、何か空気を筒状に出してという姿が取り上げられた、そのもののシロイルカでありまして、ある意味、しまね海洋館アクアスが西日本で唯一のシロイルカの飼育・展示をしている施設であるということを全国区にしていただいたという大きな貢献をしていただいてますし、現在、シーリャとミーリャという子どものシロイルカ、雄、雌のお父さんでありますから、このアクアスのシロイルカの中でも本当に大黒柱でありましたから、お子さんお2人というか、奥さんも2人おられますけども、本当にシロイルカ、イルカですから高い知能を持ってますんで、恐らくお父さんが亡くなってる、またはおられなくなってる、水槽の中におられるはずのお父さんがおられないわけですので、本当に悲しみいかばかりかというふうに思うところでございます。本当にアクアスにとりましても、しまね海洋館に来ていただくに当たって、今、これまでもお父さんと子ども、子シロイルカ、3頭で基本的にショーをやってもらっていましたんで、本当にアクアスの華ですよね、華の中の中心だったわけですから、本当に早過ぎる死だなと思って悲しんでいるところであります。
私も平成25年に島根県庁に赴任させていただくということで松江に家族で来まして、当時、真ん中の男の子が小6、そして一番下の娘が小3だったですけど、やっぱり連れていってくれということで、平成25年の6月ぐらいだったと思いますけど、ショーを見に行きまして、長男はもう部活をやってましたんで一緒じゃなかったですけど、家族4人で見に行って、本当に子どもたちが喜んで見てくれてたのを本当に昨日のことのように思い出しますけど、その姿が見られないというのは本当に残念でありますが、本当に、ちょっと死因を今確認中でありますので、必要な対策を講じなければいけないのであれば講じて、広がりがないように、病気が広がるようなことがないようにするとか、それから、それがまず一番。そして、2番目に、今後、ショーをどうしていくかということをアクアスのほうで考えていただいて、無理せず、無理しない範囲で、できるだけ早くショーを皆さんが見れるように取り組んでもらいたいなというふうに思ってるところであります。
○山陰中央テレビ(松尾):知事、実は、挙げといて、ちょっとやめようかと、今ちゅうちょしちゃったんですけども、シロイルカのケーリャの件で、畏れ多くも、もし家族で行かれたときのシロイルカを見て、ああ、こうだったなあとか、思い起こして、残っていることがあったら教えてもらえればと。
○丸山知事:子どもの感想じゃなくて、私の感想として、テレビで見てると分かんなかったですけど、すごいでかかったですよ、シロイルカ。私の身長の2倍以上あるんじゃないかなと思いました。こんなに大きかったんだと。でも、バブルリングは微妙で、すごいうっすらしてて、これはまた体の大きさに比して非常に、きれいにね、輪がこう、輪っかだから、こうなってもおかしくないけども、きれいに本当に相手に対して、ガラス、見てる人間に対して非常にストレートに輪っかで出ていくというところが、本当、技だなと思いましたですね。あれ、最初は何か遊びでやってた、自然で遊びでやってたのをみんなに練習してもらってできるようになったという話らしいですけど、本当にシロイルカって、遊び心があるんだなというふうにも思いましたし、本当に、もう見れないというのがちょっと、本当に残念ですね。
今はね、やっぱり体の大きさがちょっとずつ違う、お父さんと子どもさん、大きさ違うんで、いかにも親子っていう感じで、親子のショーというのが分かりやすいですけど、その一番大黒柱の真ん中がおられなくなるので、本当にちょっとね、お子さん2人が頑張ってもらわなければいけませんけど、ちょっと寂しいだろうなというふうに思います。
○山陰中央テレビ:ありがとうございます。
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