4月25日質問項目3
3.2期目の所信
○山陰中央テレビ:TSK、山陰中央テレビの松尾です。よろしくお願いします。
2期目に入られて初めての定例会見になろうかと思いますので、改めて所信ですとか抱負を教えてください。
○丸山知事:選挙戦で訴えてまいりましたとおり、長年の島根県の課題であります人口減少に歯止めをかけるという大きな目標、これに引き続き、これを充実強化しながら取り組んでいくということ、そして、1期目が始まった時点と大きくさま変わりしていますのは、新型コロナの感染拡大が3年を超えて続き、それに伴って事業者の皆さん、また家計の中でも痛みが生じていると。
具体的に申し上げると、コロナの低利融資の借入れを増やされて、これから返済が求められるという事業者の方がたくさんおられる。そういった状況に対応していかなければいけない。つまり新型コロナの、5類化にはなりますけども、これまでの累積した、蓄積した負の影響というものをこれから返していかなければいけないということ。そして、全ての事業者、全ての家計が直面していますエネルギー、原材料、スーパーで買うような様々な物価の高騰といったものが今続いているわけでありますので、こういったものに対する対策を講じていく。コロナの問題、それからこの高騰の問題というのは、結局のところ、事業者の皆さんの事業継続だったり家計のやりくりをされる中での家計の余裕が低下しているということになります。つまり、働く側としての賃金の引上げとかというのをちゃんとやってもらえるのかどうかという不安もある。家計も厳しい。そういう中で子どもさんの成長に必要になってくる教育費なり様々な負担を負担していけるのかどうかという意味で、まさに少子化の、将来不安というのは少子化の最大の要因ですから、少子化対策とか人口減少対策とかということを講じていくためにも、今ある経済不安、将来不安というものを取り除いていくということを並行してやっていかないといけないという認識でありまして、そういった意味で、島根創生を進めるためにも、そういうコロナのある意味で後始末に相当すること、それから今、足元で進行しているこういった物価高騰の対策というものをきちんと講じていくということを通じて、若い方々の将来不安をなくしていく、小さくしていくということと並行して、本来的な人口減少対策の取組、島根創生計画でプログラムしています様々な政策を、コロナが明けた環境の中で最大限取り組んでいきたいという考えであります。
○山陰中央テレビ:ありがとうございます。
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