１．今年度、２期目１年目の振り返り
○山陰中央新報：山陰中央新報社の原です。よろしくお願いします。

○丸山知事：よろしくお願いします。

○山陰中央新報：最初に、年度末というタイミングというところで、今年度の振り返りと、併せて、知事就任２期目の最初の１年間を終わられたというところで、そちらの振り返りもいただけたらと思います。よろしくお願いします。

○丸山知事：２つ分けて言える内容じゃないので。御指摘のとおり、選挙が４月の上旬でありましたので、２期目の１年目ということと、５月の中旬以降がコロナの５類化などに伴いまして様々な行動、社会活動の制約がなくなった一年ということになりましたので、今年一年は、このコロナの間に見送られていたいろんな組織の何十周年とか、１００周年とかというものを含めて、非常に多くの方々とお会いする機会がありまして、そういう活動的な一年だったというふうに思っております。忙しい一年だったというふうに思っておりますし、一方で、物価高騰、エネルギー高騰、それに伴います賃上げが、物価上昇以上に賃上げが進んでいるという状況に至っていないという状況でありますので、そういった県民生活、また価格転嫁が進まないという意味では、事業者の皆さんにとって苦しい状況が続いている状況でありますので、そういった県民の皆さんが直面されている当面の喫緊の課題への対策と、やはり出生率、出生数がここ数年、低下を続けているということに向けて、今の島根県としての案としては、市町村の皆さんと役割分担をして、何とか医療費助成という形での子育て世代への経済的な支援を、完全無償化、一部負担金が残るという違いは残りますけども、高校生まで引き上げていくということに取組を始めたところでございますので、県議会の御了解まではいただきましたから、こういったものに道筋をつけてきた、まだ完成に至っていませんけども、そういった一年であったというふうに思っておりまして、そういった島根創生の取組、人口減少対策といったものと併せて取り組ませていただいた一年であったというふうに思っております。

○山陰中央新報：ありがとうございます。