３．公立高校入試競争率
○山陰中央新報（高見）：別の話題に替わります、すみません。公立高校の入試の競争率といいますか、倍率の話でして、今年の倍率が過去最低を更新したと、数字としては０．８３倍ということだったんですけども、極端にすごく、前年から０．０９ポイント下がって落ちたというところを、知事としてどう分析しておられるかとか、県として何か対応することがあるかとか、そういうとこをちょっと伺えますでしょうか。

○丸山知事：数値が下がってるということについては、単なる人口減少ということでは整理がつかない減り方ですので、当然教育委員会のほうで具体的に分析をしてもらって、何が影響しているのかということを、これは断定的に多分これだということは言えないと思いますけど、幾つか考えられる要因を推測して、それに対する対策を講じてもらうということを教育委員会にやっていただく必要があるんじゃないかというふうに思っておりまして、そういう対応をしてもらえないかという私の意向をお伝えしているところであります。

○山陰中央新報：分かりました。

　これから教育委員会がそれを、どこまではっきりと分かるか分かりませんけれども……。

○丸山知事：私学も含めてね、私学がどうなっているのか、進学しないという方がどうなってるか、中学校卒業生がどういうふうな選択をされているのかということを、やっぱり全体として、県立学校だけの数字じゃなくて、中学校卒業生がどういう進路選択なり、どういう選考をされているかということを全般で見てもらう必要があるんだろうというふうに思っております。

○山陰中央新報：分かりました。ありがとうございます。