１．新型コロナウイルス感染症、県職員のマスク着用

○山陰中央新報：山陰中央新報の高見です。よろしくお願いします。

　初めに、コロナについてお伺いさせてもらいます。

　現在、感染者数は少し下り坂の傾向かなというところで、知事として感染状況、現在どのように見ておられるかというところと、あと、職員へのマスクの着用判断について、過去、知事、会見のほうで、ひとまず冬を越えるまでは県職員への着用を求めるみたいなお話があったかと思うんですけれども、今後どうされていくかというところの具体的なお話、もしあれば伺いたいと思います。

○丸山知事：感染状況については、御指摘のあったとおり、下り坂にあるという認識でございます。

　マスクの着用については、政府が個人の判断に委ねることを基本とするとされた昨年の３月１３日以降におきましても、重症化リスクの高い方をはじめ、来庁者などの感染リスクを軽減させるという観点、また、職場における業務継続を図るという観点から、職員は勤務時間中、原則マスクを着用するという扱いとしてきたところであります。

　この冬は、インフルエンザとの同時流行がございました。１０波は既にピークアウトいたしておりまして、全国的にも減少傾向にございます。夏の９波に比べて患者数、入院者数ともに半分程度の規模に抑えられておりまして、診療制限が生じた病院も減少いたしております。感染拡大の波も小さくなっているところでございます。こういった状況を踏まえまして、職員に一律にマスク着用を求めることは年度内で終了することとし、４月以降は職員個人の判断を基本としまして、窓口や重症化リスクの高い方に接する場合は着用を推奨するといった扱いに変更する考えであります。

○山陰中央新報：ありがとうございます。

　実際に、例えば県職員の方からマスクの着用に関して、外すようお願いをされるような要望があったりとか、そういったことって、あったりされたんでしょうか。

○丸山知事：ありません。

○山陰中央新報：これは、今回の情勢を踏まえて、先ほど言っとられたように、知事として判断をされたということですか。

○丸山知事：そうです。

○山陰中央新報：分かりました。ありがとうございます。