６．ＦＤＡ路線
○山陰中央テレビ：山陰中央テレビ、宍道です。よろしくお願いします。

○丸山知事：よろしくお願いします。

○山陰中央テレビ：予算の中でも一言ありましたが、ＦＤＡの関係で、今週、会長とお会いになってると思うんですが、何か新しい動きとかありますでしょうか。

○丸山知事：いや、これは、新しい動きは、セントレア、中部国際空港に新規路線を開設していただいたってことと、静岡便を３月末から復便してもらうということが新しい動きで、そのお礼に行ったということで、そこで新たに路線がどうだこうだって話が先日あったわけではないです。意見交換をさせていただいたというとこです。

○山陰中央テレビ：ありがとうございます。

○丸山知事：８２歳とは思えない、非常にお元気な方でした。

○山陰中央テレビ：もう一度ちょっと、すみません、確認でございますが、ＦＤＡの会長のほうから何かこうリクエストがあったりとか、あと、今後、来月の再開に向けて、搭乗率７０％というのが一つ目安になってると思うんですが、これに関して、県のほうから、何かこういった施策を考えてるとか、何かこういった、そういった具体的な話も特になかったでしょうかね。

○丸山知事：いや、予算で計上しているものについては、あらかじめお伝えしてましたので、特段、そこで細かな話をしてるわけじゃありません。

○山陰中央テレビ：すみません、何か会長のほうから、パワフルな会長のほうから提案ですとか、何かリクエストとかっていうのも特には。

○丸山知事：いや、そのパワフルなリクエストで、だから、今回の朗報というのは、セントレアの３月末の路線の話があれですんで、それ以上のものは今回はないです。

○山陰中央テレビ：ですので、県としては、路線の維持に。

○丸山知事：それ、私はやっぱりリージョナル航空、地域と地域を結ぶエアラインとして、フジドリームエアラインズは、そういう経営方針でやられてます。ですので、機材も小さめですから、当然１席当たりのコストは高い、損益分岐点が高いわけですよね。ですので、やっぱりその経営の厳しさというものを我々、例えば島根県というのはＦＤＡの路線があるおかげで、私は、これは会長にはっきり申し上げましたけど、島根県の場合はどうしても岡山に陸路といいますか、定時運行である公共交通、やくもで出るにしたって、松江からでも２時間４０分かかる。中国山地を越えるのに、抜けていくのにやっぱり東京に飛行機で行くよりも時間がかかるわけです。やっぱりそういう意味で、点と点で、空港と空港を結んで、これは休止してる仙台も含めてですけど、第一国土軸に一遍に出ていける。静岡も仙台も、静岡も小牧も、実はＪＡＣの福岡もそうですけど、山を越えていけるというエアラインの路線というのは大変貴重だと。なので、この１月から復便した静岡便も、仙台便も休止になりましたけども、やっぱり我々、その路線維持に向けた、ちょっと支援が足りなかったかなという反省がありますので、そこはやっぱり、ＡＮＡさんとＪＡＬさんと同じ経営体質じゃないので、経営方針も違うし、やっぱりそういう特徴とか難しさを理解して、それに見合った支援をしていかなければいけないと私は思ってまして、それは、そういう考えをお伝えしました。

　やっぱりあれですかね、今はもう仙台に行こうと思ったら、伊丹でＪＡＬに乗り換えるとか、羽田で出ていって新幹線に乗り換えるとかっていう、やっぱり直行便があるかないかってものすごくコスト的にも時間的にも違うので、これは仙台便の復便というのは中長期、すぐには無理かもしれませんけども、お願いをしましたが、そういう第一国土軸側に一直線で行ける路線を、ＡＮＡさんとかＪＡＬさんと違って、地方と地方という形でじか結びをしてもらえる路線、運営をしてもらってる航空会社というのは大変ありがたいので、大事にこの路線を守っていかなければいけないというふうに思ってますし、そういう考え方をお伝えしました。

○山陰中央テレビ：ありがとうございます。