３．新型コロナウイルス感染症

○山陰中央新報（原）：新型コロナについてお尋ねさせてください。

　県内の感染者数の報告が増加しておって、高齢者福祉施設など、クラスターの報告も多く上がってます。新しい変異株とかも確認されておって、今後、第十波の懸念も高まっている中、今の感染状況をどのように見られてだったりとか、呼びかけを含めて、ちょっと対応なんかを伺えればと思います。

○丸山知事：冷房、暖房を入れないといけない、つまり換気が悪くなる時期に感染が拡大するというのは毎年のことですから、ある意味、予想されてたことだというふうに思います。したがいまして、これまでの経験を生かして、特に高齢者施設なり病院なりというところで、重症化リスクの高い方々の中で集団感染が発生しないような初動の対応、早期の感染の発見といったところについて、各施設でこれまでの経験を生かして拡大阻止に向けて取り組んでいただくということをサポートしていかなければいけないと思っております。そういった高齢者施設でのかかり増し経費については、国費の支援も受けて、県としても実施をしているところでございますので、そういった手間が増えるということに対しての支援をしていきながら、重症化リスクの高い方々が多数おられる施設等での感染拡大を最小限にしていくというふうな取組が重要だというふうに思っております。

○山陰中央新報：ありがとうございました。