1月11日コメント1
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○丸山知事:新年明けましておめでとうございます。
皆様方には、健やかに新春をお迎えになられたこととお喜びを申し上げる次第でございます。
最初に、今月1日に発生いたしました能登半島におきます大地震、そして、その救援に当たられておられました海上保安庁の航空機と日本航空の航空機の衝突事故、羽田空港においてお亡くなりになられた方々に心から謹んで哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆様方にお悔やみを、また、被災された全ての皆様に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。
現在続いております救援活動、また、被災者の皆さんに対する様々な支援活動、これから進みます復旧・復興に向けまして、政府、また全国知事会などと連携いたしまして、島根県といたしましても誠心誠意取り組んでいく考えでございます。早期の復旧・復興を祈念をするところでございます。
そして、島根県におきましては、県内に津波注意報が発表されたことに伴いまして災害警戒本部を設置をいたしまして、県内の状況確認などを行いましたけれども、物的・人的被害は確認されなかったところでございます。
能登半島におきましては、能登半島を中心に、甚大な被害となっておりますので、島根県といたしましても災害派遣医療チーム、また、災害派遣精神医療チームの派遣や、被災地に対します支援金の募集、また、被災者の方々に対します県営住宅の提供などを始めているところでございまして、14日日曜日から保健師のチームを派遣いたしまして現地活動を開始する予定といたしております。引き続き政府や全国知事会などと連携、協力しまして、可能な限りの支援を行っていきたいというふうに思っているところでございます。
さて、県内の経済環境につきましては、コロナに伴います社会的・経済的な制約が小さくなっております一方で、エネルギー価格や原材料、物価の高騰は高止まりの状況にございますので、県内事業者の皆様にとりまして、また家計、県民の皆さんにとりましても厳しい状況が続いているという状況にございます。こうした厳しい状況を、県内事業者、県民の皆様に乗り切っていただけるような対策を政府に対して求めながら、島根県としてできることを機動的かつ着実に取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。
加えまして、今年は、島根創生計画の5年間の期間の最終年度でございますので、次の計画をつくっていく年にもなるわけでございます。これまでの取組の評価や課題を整理しながら、島根創生が目指しております「人口減少に打ち勝ち、笑顔で暮らせる島根」の実現に向けて、県職員の皆さんと共に総力を挙げて取組を進めていきたいというふうに考えているところでございまして、県政記者クラブの皆様方にも、今年一年、どうかよろしくお願いを申し上げます。
私からは以上でございます。
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