• 背景色 
  • 文字サイズ 

12月23日質問項目4

4.新型コロナ感染症にかかる検査結果の伝達誤り

○山陰中央新報社:すみません、また話題は替わるんですけども、コロナ関係で、先日、隠岐保健所のところで誤っての陰性の通知の問題があったと思うんですけども、その判明から発表まで10日以上時間がかかってしまったという問題もあったかと思うんですが、この点に関して、知事の御所見というか、伺えればと思います。

 

○丸山知事:いや、それはもう健康福祉部で説明しているんじゃないですか。私から改めて聞かないといけないの。それは何の意味があるの。

 

○山陰中央新報:なければ結構です。

 

○丸山知事:それは、改めるべきところがあることは、もう健康福祉部から説明させていただいているとおりです。で、改めなきゃいけない。改めるべきところがある。これは厳然として認めますけども、私から言わせていただくと、健康福祉部とかは言えないからあれだけど、隠蔽というのは、何を隠蔽と取るかは幅がありますけど、今回のことをもって体質とまで言われなきゃいけないのか。体質というのは、繰り返し起こしているという人以外に使っていいものかということはありますよ。報道機関は報道の自由がある。我々は報道機関のチェックを受ける公権力を行使する立場なので、島根県としてあれこれ法的なことは考えませんけど、これが民間企業相手だったら、名誉毀損とかって訴えられますよ、あんなので体質なんて書いていたら。と思いませんか。何をもって体質と言うんですか。2回も3回もやっていますか。ほかの部でも同じようなことをやっていますか。多分、隠岐保健所での対応のことだと思いますけど、隠岐保健所でああいうことが何度も繰り返されていたり、健康福祉部とか島根県庁の中で何度も繰り返されているんだったら私も、隠蔽もどうかと思うけど、隠蔽は取りようだからあれで、体質って言われなきゃいけないことなのかと。繰り返していると、こんなことを。

 それは何かというと、隠蔽体質って言われちゃうと、これからも隠蔽しかねないところだということを含意するわけですよ。体質というのはなかなか抜けないからね。ということは、やっぱり繰り返し行われているということがなければ取られるべき表現じゃないと私は思うので、本当は抗議したいんだけど、民間会社の社長だったら抗議するけど、都道府県知事が、県行政として公権力行使をする立場にあるので、報道機関に対してそういうことは差し控えますけど、ちょっと体質と言われちゃうと、何でこんなことを言われなきゃいけないんだと、これからもやりかねないという含意を持って、島根県庁として言われなきゃいけない客観的事実があるんだろうかという意味では疑問に思いますよね。

 申し訳ないけど、間違うことはある、間違えちゃいけないけど。間違ったときにできるだけ早く正して、それは公表すべきかもしれないけれども、申し訳ないけども、10日といいますけどね、まず当事者に対応するのが一番先なんだよ。当事者に対応して、それ以上の感染の広がりがないかどうか、そこを最優先にするのが保健所の仕事なので、10日丸ごと放置してたということはない。判明してから、申し訳ないけど、それは数日は感染、間違った人に対する謝罪と、その間違ったことに伴って感染が拡大していないかどうか、そのほうが公表することより先ですよ、私からすると。だから丸々10日放置、何か隠蔽してたと言われても、それもちょっと違うんじゃないかと思うんだけど、ただ、隠岐保健所の対応というのは、我々が決めたルールから外れているし、間違った対応をしている。感染結果を間違って伝えているという意味で間違っているということと、間違った対応をしたことに対する事後対応としてルールどおりじゃなかったから間違っているので、それは改善しなきゃいけない事例です。その2つの誤りについてね。だけども、体質と言われたことについては、私は、中身的には承服し難いというのが気持ちです、受け止めという意味でいくと。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 言葉の使い方は、また取材の上で、より正確なものにできればと思います。すみません、ありがとうございました。

 


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp