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12月22日質問項目

○山陰中央新報:山陰中央新報です。よろしくお願いします。

 本日の、1週間当たりの感染者数が大体1,300人近くになってきまして、過去最多を更新し続けている感じなんですけれども、今後の見通しというか、年末年始を控える中での見通し、今後どのように上がっていくか、どのように見ておられるか、お願いいたします。

 

○丸山知事:いや、先々がどうなるか、はっきりしたことは分かりません。ただ、間違いないのは、年末年始にいわゆる診療所やクリニックというところが閉まることは確実でありますので、それに対する対応というのは、あらかじめ県民の皆様に今お願いをした事項についてお願いをさせていただいて、発熱外来の供給量が減るということに対する対応は確実に講じていかなきゃいけないという認識の下で、今申し上げた幾つかの点をお願いをさせていただいたところであります。以上です。

 

○山陰中央新報:すみません、先ほどの説明の中でもあったんですけれども、病床使用率が57.0%だとか、こうした感染状況も踏まえてなんですけれども、知事として今後、今レベル2ということですけれども、3への引上げというのはどのように考えておられますか。

 

○丸山知事:6割を目安としますけど、6割になったらすぐやるというわけでもないので、状況を見て。ただ、年末年始に発熱外来に行こうと思っても行けないという方が相当数出られるというのは間違いなく発生いたしますので、それに対する対応というのを今回、お願いをさせていただいているという状況であります。

 逆に申し上げますと、島根県の示している即応病床利用率は現実的な数字です。ある意味、空の数字は、空というか、ベッドはあるけど人がいなくて受け入れできないという数字は省いてありますので、あんまり100%まで使っていいというわけでもないでしょうけど、100%にいきようのない数字じゃないということでいきますと、逆に言うと4割、まだあるということであります。

 それから、即応病床の分母ですね、コロナに対応していただく病院の準備していただくベッド、つまり分母を増やすことについては、年末にかけて追加して行っていく予定であります。

 

○山陰中央新報:分かりました。

 もう1点お願いしたいんですけれども、帰省とか旅行の自粛をお願いすることはないということで先ほども説明がありましたけれども、これは何か、どういった理由からこのような判断をしておられますか。

 

○丸山知事:だって、島根県、もう公表している数字でいうと全国第4位ぐらいの人口当たりの感染者数でありますので、島根県の感染水準がほかの県よりも低くて、他の地域からの流入がストレートに感染状況を悪化させるという状況というわけでもないわけですので、そういう今の島根県の感染状況の立ち位置からすると、島根県内の感染拡大を抑えるためにそういうことをしていくということについては、恐らく理解が得られないでしょうし、あと、一つの県でそんなことをやったとしても、あまり意味がないことなので、そういうことを県民に強いるということについて、県民の理解も得られないでしょうと、その2点でしょうかね。

 

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。

 

○読売新聞:読売新聞です。よろしくお願いします。

 発熱外来の関係なんですけれども、今日の自己検査のお願いのほうは、基本的に年末年始の休診を念頭に置いたものということだと思うんですが、現段階で発熱外来の逼迫状況、逼迫というか、状況について、何か医療機関のほうから声が届いていたりとか、そういうことをどう把握されていますでしょうか。

 

○丸山知事:小児科を中心に、予約が取りにくくなっていると。これは逆に言うと、小児科のお医者さんからは、予約が入れにくくなっているということについては御指摘をいただいております。

 

○読売新聞:現段階では、まだ逼迫しているとか、そういう状況までには至っていないという……。

 

○丸山知事:逼迫といったところで、もう文学的な表現なので、定義もないし、そういう状況がある、そういう状況が発生していると。

 

○読売新聞:分かりました。ありがとうございます。

 

○丸山知事:間違いないのは、今の状況で、部分的にそういう、今日受診したいのが明日になってしまうとか、あさってになってしまうという状況が一部に生じている状況の中で、たくさんの発熱外来が閉じるという状況になりますと、希望しても、発熱外来を受診して検査をしてもらえるとか、そこで処方を出してもらって……。薬局も閉まりますからね、大分。ですので、そういう通常の外来診療、コロナの外来で受けられるサービスというのがなかなか困難になるということは避け難い状況だということで、この期間については、今申し上げた自己検査なり、キットや解熱剤の事前購入といったことで事前の備えをしていただきたいということであります。大変心苦しいお願いでございますが、県内の感染状況と、年末年始にクリニックに開けていただくということも、これなかなか、生活をしておられる、医療者でありますけども、当然生活者でもありますから、そういうことは現実的には難しいという状況を踏まえますと、こういったお願いをせざるを得ないということでお願いをさせていただいているという状況でございます。

 

○読売新聞:分かりました。ありがとうございました。

 


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