そして、２点目が県立美術館におきます企画展の開催についてであります。

　企画展「第６９回日本伝統工芸展」を１２月７日から２５日まで開催をいたします。この工芸展は、工芸界最大規模の公募展ということでございまして、陶芸や染織など７部門から厳正な審査を通過した作品が全国で展覧されます。松江で開催しますこの松江展では、重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の作品４０点をはじめ、受賞作１６点、そして地元山陰在住の作家の入選作品１２点を含む２７１点を展示いたします。

　この会期中には、人間国宝をお招きした記念講演、また出品作家によります各部門の展示作品の解説、また地元作家のトークなどのイベントも開催を予定いたしております。人間国宝から新進若手作家まで、全国の工芸作家の作品を一堂に御覧になれるまたとない機会でございますので、多くの県民の皆様に足をお運びいただければということでお願いをさせていただきます。

　私からの冒頭のコメント２点は以上でございます。