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11月9日質問項目2

2.島根原発

○山陰中央新報(白築):ちょっとコロナから話題替わるんですけども、原発の関係でお尋ねします。経済産業省のほうが、昨日ですけども、原発の運転期間について、原子力規制委の審査の期間を運転期間から除外する案と、上限そのものを撤廃する案というのも提示してらっしゃいます。実質的に運転期間が延びる方向に向いているわけですけども、以前の記者会見でも知事、少し触れていただいたところがあるんですが、改めて、この方針が示されたことへの御見解とか伺えればと思います。よろしくお願いします。

 

○丸山知事:基本的には、政府が今検討されている内容というのは、時間が経過すれば、減価償却という概念がコンクリートの建物にも機械設備にもあるように、経年、時間がたつことで劣化をするということは、これは間違いない事実ですね。恐らく運転しながら劣化するのと、運転せずに劣化するのと、場所によってちょっと違うところあるかもしれませんけども、使わなければ時間がたっても劣化しないというわけではないというのは、これは多分、科学的に明らかな事実だと思いますから、そういった意味で、どんなやり方にされるのか、まだ絞られてないと思いますけども、いずれにしても、運転期間を延長するというのは、普通に考えれば、安全性が落ちる可能性があるということですから、その延長に伴う安全性の担保というのを原子力規制委員会の仕組みの安全審査など、検査など、安全を担保する機関による監督の中で高めてもらう必要があるんでしょうというのが、ごく一般的な見解だと思います。それを補うものが必要だと。やられないのが一番変化がないのであれですけど、やられるんだったら、そういうことがセットになってくるんでしょうということじゃないかというふうに思います。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。すみません。

 


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