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11月7日質問項目

○山陰中央新報:山陰中央新報です。よろしくお願いいたします。

 

○丸山知事:お願いします。

 

○山陰中央新報:地元、あの、中電2号機に関しては、地元同意後で初めての今年が訓練ということになりますけども・・・

 

○丸山知事:何が初めて・・・

 

○山陰中央新報:地元同意後で、あの再稼働の・・・

 

○丸山知事:ああ・・・

 

○山陰中央新報:その点も踏まえて、本日午前中のところで初動訓練ということで、まず講評いただきたいと思います。

 

○丸山知事:地元同意後かどうかということよりは、新型コロナ感染拡大、新型コロナの国内での感染が始まってから、この2年間できていなかった実動訓練を本年は実施できるということで、今日は会議形式でありますけども、続いて実動訓練を実施できるという状況が大きなポイントではないかというふうに思っております。したがいまして、今日の内容でも地震とこの原子力災害に備えた避難の両立、そしてあわせてその避難にあたっての新型コロナ感染拡大防止等々への対応を加えるということになっておりますので、そういった新しい要素を取り入れて対応していかなきゃいけないということを認識を新たにしているところであります。

 

○山陰中央新報:すみません、もう1点、あの鹿島町の方で本日、福祉車両の避難誘導訓練も行われておりまして、知事も同意される際に要支援者への避難ということが重要ということもおっしゃっておられましたけども、何か県の方へは現在課題とかそういったことが入っていますでしょうか。

 

○丸山知事:訓練の中で、何か問題が起きたということを私は聞いておりません。担当課に詳しくは聞いていただければというふうに思います。

 

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。

 

○NHK:NHKです。よろしくお願いします。

今月12日には、県民が自家用車を使って避難の手順を確認するという県内の方では初めての訓練を行いますけども、ここで特に確認したい点ですとか、県としても重点的に見ていきたい点というのは、どういう点なんでしょうか。

 

○丸山知事:多数の自家用車で避難していただくということが想定されますので、そこの中でどこを重点においてということでなくて、自家用車での避難ということについて、全般的に円滑に実施するために我々が準備していることで不足していることがないかどうかということを関係者で確認をし合いたいという認識であります。

 

○NHK:一部では今回参加される住民の方がお年寄りがいなかったりですとか、人数も結構制限されて行われると思うんですけども、これから効果を検証していくって中で、さらに範囲を広げていきたいですとか、そういうお気持ちもあったりするのでしょうか。

 

○丸山知事:やってもないのに、そんなことを言われても答えようがないですね。できることをやってから改善をしていくってことですよ。だってよくある議論だけど、もっと大規模にやってはどうかとか、事故と同じ規模でやってはどうかとか、あなた方は簡単に言うけど、社会経済を止めるんだよ。できないじゃないですか。協力していただける範囲でやっていただく。協力をしていただかないと、これは避難される方からすると日中の時間なりを使って、協力をしていただくわけなので、そういう範囲で対応しているということだと思いますので、課題は課題であると思いますので、そういう課題っていうのはやることをやった後で次に向けて検討していくということじゃないかと思いますけど。少なくとも災害と同じ規模で訓練をするということは、これは不可能ですから、この訓練の中で得られた教訓を我々行政が共有していきますし、県民の皆さん、避難の可能性がある皆さんに対してアナウンスをしなきゃいけないことが出てくれば、それをまた広報していくということになるんじゃないかというふうに思います。

 

○NHK:ありがとうございます。

 

○中国新聞:よろしいですか。中国新聞です。よろしくお願いします。

今日の訓練に限った話ではなくですね、いざ実際に原発の事故が起こった際に、知事としては、県庁の対応、あと住民の避難でどういったところがポイントになる、課題になるというふうに今考えていらっしゃいますでしょうか。

 

○丸山知事:すべてでしょう。どこがどうとかではなくて、たくさんの方々にたくさんの行動をしていただくわけなので、どこに重点をおいてとかってことでなくて、通常やらない、経験したことがないことをやっていただくってことになりますから、地震とかっていうのは経験したことがあるとかないとかありますけど、原子力災害というのは、経験上でいえば、東日本大震災で起きたことをメディアを通じて、県民の皆さん、当時ご覧になっていた方っていうのは、その記憶があるぐらいなので、実際間近で経験されることがないことに対応していただくってことですから、課題と言えば全般的、すべてが課題と言えば課題だし、そういうことですね。自然災害に比べれば経験なり、ないことをやっていただくってことが共通する課題ではないかというふうに思います。

 

○中国新聞:分かりました。ありがとうございます。

 

○丸山知事:そしてもう1つ、見えない放射線の被爆ということに対応しないといけないっていう意味でこれも自然災害にないパターンですので、そういったことをクリアしていかなければいけないというふうに思っております。

 

○中国新聞:分かりました。ありがとうございます。

 

○読売新聞:読売新聞です。よろしくお願いします。

まだ訓練は続くという上での質問なんですけど、今日午前中で初動対応訓練のほうをやられてですね、それを受けての知事としての講評というか、何か迅速にできたとか、お願いします。

 

○丸山知事:各部局が想定すべきことっていうのは報告内容等で入っていたと思いますけども、一番大事なことというのは、今日のような会議が本当に開かれた時にそういう報告が実際にできるかどうかが大事で、今日の報告内容のようにうまくいかないことだって当然想定されますから、そうならないようにするために、仮にそういう状況になったときにどう対応するかということを考えていくのが訓練なので、非常に想定としてはやるべきことができているということを報告を受けた会議でありましたけども、それを実現するために担当する部局なり、職員さんがどのタイミングで今日の訓練想定、事故の想定の原子炉注水機能が喪失されるまでの時間の間で、どの段間でどういうことをやっていくのかということを具体的に準備をしていくと、どういうふうにすべきかシミュレーションしていくということが大事だというふうに思います。

 

○読売新聞:ありがとうございました。


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