３点目が、鳥取県と連携をしたワーク・ライフ・バランスキャンペーンの実施についてであります。

　令和元年度から鳥取県と連携して実施しておりますワーク・ライフ・バランスキャンペーンを、来月、１１月の１か月間、集中的に実施をいたします。今年もテレビＣＭやウェブ広告などを通じまして、家事分担を考える契機、きっかけとしてもらい、男性の家事、育児、介護への参加を当然と捉えてもらい、その周囲も応援をしていく社会的な環境、機運を醸成していきたいというふうに考えております。

　男性の家事・育児時間につきましては、先頃発表されました令和３年の国の社会生活基本調査によりますと、島根県の６歳未満の子どもさんがおられる御夫婦における夫の家事・育児時間は１日当たり１３３分でありまして、５年前に比べまして約２倍に増加をいたしております。ただ、まだ女性の３分の１という水準にとどまっているところでもございます。

　島根県では、子育てをしながら働かれている女性が多いと、比率が高いということから、家庭において御夫婦でお互いに家事・育児を分担していこうという意識の変化があって、それをまた職場の皆さんや地域の皆さんが支えていくということ、これがこうした数字に表れてきたのではないかと考えて、大変うれしく思っているところでございます。

　今回のキャンペーン期間中は、家事・育児の分担について楽しく考えていただけるような番組も放送を予定しておりまして、様々な媒体で情報発信をしてまいります。

　１１月は、１１月１９日がいい育児の日、それから１１月２２日がいい夫婦の日、１１月２３日が勤労感謝の日となっております。県民の皆さんがワーク・ライフ・バランスを考えていただくのに適した月でございまして、そういう月間として鳥取、島根両県で連携して取り組んでいく考えであります。

　私から、冒頭のコメントは３点、以上でございます。