10月13日質問項目5
5.マイナンバーカード
○NHK(猪俣):2点目が、また別のちょっと話になるんですけども、今使ってる健康保険証が再来年の秋に廃止となって、マイナンバーカードに一体化されるということが、今日、政府が発表しました。まだ県内でも切り替えてない方がいらっしゃると思うんですけれども、この切替えというのを呼びかけていくことも含めて、知事の所感というのをお願いします。
○丸山知事:健康保険証の話は、どっちかというと医療機関が対応できるように準備してもらわないと絵に描いた餅になるので、マイナンバーカードを出しても健康保険証の番号はないわけですからね、ちゃんと読み取る機械が、何か機械を入れてやらなきゃいけないんでしょうから、そっちの準備をちゃんとやってもらえるのかどうか、そうなりますからといって、大学入試センターの筆記試験が直前になってできなくなりましたみたいなことにならないように、こうなりますから、保険証がマイナンバーじゃないと使えなくなりますから切り替えてくださいというふうに市町村なり都道府県が呼びかけたけども、現実問題としてはそういうふうにならなかったということだと、これは本当に何だったんだとなりますから、我々地方公共団体側がマイナンバーカードの発行を進めるということは一つの役割だと思ってますけども、そういう外部環境を使って、より発行してもらおうというふうに思われるのであれば、それちゃんとやってもらわなきゃいけなくて、それは非常に小さな診療所、クリニックも含めてだったり、もしかすると薬局だったり、ちょっと分かりませんが、そういう保険診療報酬を請求される機関全体に及ぶ話だと思いますので、医師会、歯科医師会、薬剤師会というルートなのか分かりませんけど、そういった保険証を使ったサービスを提供されるところがそういうふうに対応できるような体制を同時にちゃんと進めてもらわなきゃいけないということになるんじゃないかと。
要するに、鶏が先か卵が先かという話がありますけど、結局両方ちゃんとやらないと、例えば健康保険証を一つの切り口にして発行を進められるというのであれば、それがそういうふうにならないと、あるとこでは使えるけど、あるとこでは使えないので、結局カードと保険証と両方持っていかなきゃいけないみたいな、でも、両方持っていかなきゃいけないとなると、そんなことになると赤っ恥ですからね、地方公共団体側はそういうことが一つの、でも追い風なのか強いることになるのかって、ちょっと表現は微妙ですけど、そういう意味で進む要素ではあると思いますけども、それを、こうなるのでという、こうなるというところをちゃんとやってもらわないと、何か約束をたがえるということになりかねないので、それはそれできちんとそちら側の世界でやってもらうということをきちんとやってもらわなきゃいけなくなるんじゃないかというふうに思います。
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