8月4日質問項目3
3.JRローカル線
○山陰中央新報(白築):山陰中央新報社です。よろしくお願いします。
ローカル線の件でお尋ねしたいんですけども、前回の記者会見後に、国交省の有識者検討会の提言が明らかにというか、公表されてまして、知事のほうも国の主体的な関与のところには評価するコメントも出していらっしゃいますが、昨日、JRの社長会見でも、今後、協議をより進めていくというのを改めて強調されているんですけども、この点に関して知事の今の所感のほうを伺えればと思います。
○丸山知事:国の関与というか、国も入るということは、国が主導的な役割を果たすのか、私は行司じゃないかと思いますけど、どうしても構造としては対立構造になるわけですよね、JRと沿線自治体の場合は。利用促進ではなくて、廃線とかいうことがもしテーマになるのであれば、それは対立するわけです。ですので、対立構造で物事が進まない。ですので、そういう中で、中立の第三者と言えるのかどうか分かりませんけども、対立構造に直接でない政府が入っていくというのは、議論としては進みやすくはなるでしょうと。ただ、我々の基本的な考え方というのは、ローカル線は基本的にJRの分割民営化によって引き継がれた路線というのは、これは24兆円の国民負担の下に、その事業継続ができるように設定された民営化だった、まず国鉄債務を国民負担に移し替えるという国民負担が元になってやられたものである以上は、残すことが基本という考え方は変わらないので、そういう考え方で臨んでいくという基本姿勢は変わらないのかなというふうに思っております。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
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